ヴィニー・ヴィンセントとNEW ENGLANDのメンバーによるWARRIORの発掘音源をまとめた3枚組CDが10月にリリース！

KISS加入前のヴィニー・ヴィンセント<g>が、NEW ENGLANDのメンバー3人と1982年に結成して短期間活動していた幻のバンドWARRIORの、当時のレア音源をまとめた3枚組CD「THE COMPLETE SESSIONS」が『HNE/Cherry Red Records』から10月25日にリリースされる。

1982年、NEW ENGLANDからメイン・ソングライターだったジョン・ファノン<vo,g>が脱退したため、残されたゲイリー・シェア<b>、ハーシュ・ガードナー<ds>、ジミー・ウォルドー<key>の3人はその後任を探し始めた。当時、NEW ENGLANDはKISSと同じ『Aucoin Management』に所属していたため、KISSのジーン・シモンズ<b>からヴィンセント・クサノ（ヴィニー・ヴィンセント）を紹介された3人は、ニューヨークからヴィニーの住むLAに拠点を移し、セッションを開始。好感触を得た彼らは、新たにWARRIORというバンド名のもと、デモ・レコーディングに取り掛かり、大手『CBS』も彼らに興味を示していた。しかし、ここでヴィニーがエース・フレーリー<g>の後任としてKISSに加入することが決まり、WARRIORはそのまま消滅してしまった。その後、ハーシュ・ガードナーはニューヨークに戻ったが、ゲイリー・シェアとジミー・ウォルドーはLAに残り、グラハム・ボネット<vo>とALCATRAZZを結成した。その後、2017年になって初めてWARRIORの音源が発掘され、CD化されてリリースされたが、今回はゲイリー・シェア所有のアーカイヴからより良い状態のデモ・テープやリハーサル・テープが見つかったということで、新たにこの3枚組CD「THE COMPLETE SESSIONS」が編纂された。

このWARRIORの発掘音源の中のいくつかのヴォーカル曲では、故ファーギー・フレデリクセン（TOTO, TRILLION, LE ROUX）が歌っている。

WARRIOR featuring VINNIE VINCENT
「THE COMPLETE SESSIONS」
2024年10月25日発売

＜収録曲＞
DISC 1
01. Boyz Gonna Rock
02. It Ain't Pretty...Being Easy
03. Back On The Streets
04. Gypsy In Her Eyes
05. I Need Love
06. Baby Oh Why
07. No Substitute
08. Hot Nights
09. Tears
10. Back On The Streets (Alternative Version)
11. I Need Love (Alternative Version)
12. That Time Of Year (Writing Demo)
13. Forbidden (Writing Demo)

DISC 2
01. Thrill Of The Chase (1988 Demo with Jimmy Waldo)
02. Gypsy In Her Eyes (Rehearsal with vocal)
03. That Time Of Year/ Forbidden (Rehearsal with vocal)
04. My Heart Goes With You
05. Forbidden (Vocal demo)
06. That Time Of Year (Vocal demo)

DISC 3
01.Boyz Gonna Rock (Instrumental Rehearsal)
02.Gypsy In Her Eyes (Instrumental Rehearsal)
03. Betrayed
04. Hot Nights
05. Baby Oh Why
06. Back On The Street
07. I Need Love
08. Back On The Street
09. Gypsy In Her Eyes
10. Baby Oh Why
11. Hot Nights
12. Betrayed