ローレンス・アーチャー擁するGRAND SLAMが6月発売のニュー・アルバム「WHEEL OF FORTUNE」から新たなシングル ”Spitfire” のMVをリリース!
故フィル・ライノット<vo,b>が80年代に率いていたGRAND SLAMが、6月7日にリリースされる復活第2弾アルバム「WHEEL OF FORTUNE」から新たな先行シングル”Spitfire”をリリースし、そのMVを公開した。
THIN LIZZY解散後にフィル・ライノット<vo,b>が元STAMPEDEのローレンス・アーチャー<g>らと結成したGRAND SLAMは、1984年~1985年の短い活動期間の後、レコード契約を得られぬまま活動停止。1986年初頭にフィルが急逝したため、幻のバンドとなってしまった。その後、2016年の一時的な再結成を経て、2018年に唯一のオリジナル・メンバーのローレンス・アーチャーを中心に正式に再結成し、2019年には初のオリジナル・スタジオ・アルバム「HIT THE GROUND」をリリース。THIN LIZZYに通じるポップなハード・ロック・サウンドで好評を博した。
その「HIT THE GROUND」から約5年振りにリリースされる今回の「WHEEL OF FORTUNE」は、ローレンス以下、マイク・ダイヤ―<vo>、LIONHEARTで知られるロッキー・ニュートン<b>、PRAYING MANTISに在籍していたこともあるベンジー・リード<ds>というラインナップでレコーディングされている。ロッキー・ニュートンは今回から参加したニュー・メンバーだ。
ニュー・シングル”Spitfire”について、マイク・ダイヤーはこう説明する。
「早くみんなにこの曲を聴いてもらいたいよ。本当にモンスターな曲だからね。音楽部分はすでにあって、歌詞がなかなか浮かばなかったんだけど、ある晩、他のメンバーからのプレッシャーを感じつつベッドに入った時、高所恐怖症の12歳の少年が高飛び込み台から飛び降りることでそれを克服したという素晴らしい話を読んでね。その後、彼は南アフリカから英国のオクスフォードに移住して、19歳でスピットファイア(英国産の戦闘機)のエースになったんだ」
一方、ローレンスはこうコメントしている。
「この曲のラフなアレンジのアイディアは持ってたんだけど、みんなで一度スタジオに集まっただけで、この曲の本質的なフィーリングを掴むことができて、それでこんなモンスターな形に発展したんだよ」
なお、このニュー・アルバムのリリースに合わせて、前作もアルバム・カヴァーを一新した「HIT THE GROUND - REVISITED」として再発される。
「WHEEL OF FORTUNE」
2024年6月7日発売
<収録曲>
01. There Goes My Heart
02. Starcrossed Lovers
03. Come Together (In Harlem)
04. Trail Of Tears
05. Feeling Is Strong (Jo's Song)
06. Spitfire
07. I Wanna Know!
08. Pirate Song
09. Afterlife
10. Wheel Of Fortune
Line-up:
・Laurence Archer - guitar
・Mike Dyer - vocals
・Rocky Newton - bass
・Benjy Reid - drums
GRAND SLAM
「HIT THE GROUND - REVISITED」
2019年/2024年
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