ティモ・トルキが詐欺および文書偽造の罪で有罪判決
フィンランド最大の新聞『Helsingin Sanomat』や同国のゴシップ系大衆雑誌『Seiska』が報じたところによれば、元STRATOVARIUSのティモ・トルキ<g,vo>が、詐欺と文書偽造の罪でヘルシンキ地方裁判所から45日間の執行猶予付き禁固刑の判決を言い渡された。
詐欺罪は、ティモが2020年に3,000ユーロ(現在の為替相場で約48万円)以上の所得補助を不正に申請したというもので、彼は申請の際に自分の収入と銀行口座の資金を隠していた。
文書偽造罪は、彼が社会保険機関に銀行取引明細書を提出する際、実際の収入を隠すために取引記録を削除し、銀行口座残高を改ざんしたというもの。
この判決により、彼は所得補助金3,063ユーロの返済と、犯罪被害者のための賦課金80ユーロの支払いを命じられた。
この裁判にティモは出廷せず、裁判所に宛てた手紙の中で、「この犯罪が行なわれた時、自分は人生の”悪い時期”を生きていた」と記していたという。ファンであればご存知のとおり、彼は以前から双極性障害であることを公表している。
『Seiska』によれば、判決はまだ確定しておらず、ティモは取材に対してコメントを拒否しているという。
ティモは、今年5月にニュー・バンドTIMO TOLKKI'S STRATOの始動を発表。STRATOVARIUSの往年のメンバーだったトゥオモ・ラッシーラ<ds>とアンティ・イコネン<key>と組んだこのバンドで、この12月にアルバムをリリースする予定だったが、ティモの体調不良のため、リリースが来年4月に延期されている。
また、ティモは、先週都内で行なわれたヘヴィ・メタル系のイベントにゲスト出演するため来日することになっていたが、これも体調不良のため直前に出演がキャンセルされた。
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