MR.BIGがニュー・ドラマーと共に2023年中頃に復活！

エリック・マーティン<vo>が、先日受けた『The Metal Voice』のインタビューで、MR.BIGが2023年中頃に活動を再開することを宣言した。2018年2月に他界したパット・トーピーに代わるドラマーに関しては、2014年からサポート・ドラマーを務めてきたマット・スターではなく、新たなドラマーを起用するという。

エリックは次のように語っている。
「MR.BIGは絶対にやるよ。2023年中頃になることは間違いない。アメリカで何本かライヴをやる話を進めているし、ツアーになるかもね。ポールも関わるよ。オリジナル・ギタリストのポール・ギルバートさ。ビリー・シーン<b>もいるし、パット・トーピーの魂も…。そして、凄いドラマーが参加する。今回はマット・スターじゃないんだ。マットは自分の活動をしている。今はエース・フレーリーと一緒にやってると思う」
「彼（新しいドラマー）が送ってきたオーディション映像を観たんだ。”Lucky This Time”（1991年の「LEAN INTO IT」収録）だった。あの曲はほとんどやったことがなかったけどね。主に僕のせいで。だって、あの曲は本当に歌うのが難しいからさ。彼は他の人がやらないことをやって差を付けようと思ったんだろう。彼は”Lucky This Time”を叩いて、リード・ヴォーカルもやって、ハーモニーも付けていた。凄かったよ」
「そのドラマーの名前は公式発表までは言いたくないんだけど、彼は本当に頑張ったよ。誰もが彼のことを知っているし、素晴らしいのは彼がパット・トーピーの大ファンだということでね。彼の映像を観た時、パットのドラムの叩き方やチューニングを手本にしているのが判ったよ。スネアの音も間違いなくパット・トーピーだった。パットもこのドラマーを認めてくれると思うな」

MR.BIGの活動再開に関しては、ビリー・シーンも先月受けたインタビューで次のように語っていた。
「俺達はまたプレイしたい。マット・スターは素晴らしい仕事をしてくれたし、一緒にツアーをして、パットともすごく仲良くなった。でも、俺達にはパットの声を持つヤツが必要なんだ。マットも素晴らしい声を持っているけど、音域が違うんだよね。必要なのはもっと高い音域を持ったヤツだ。で、ある人物を見つけたんだ。間もなく世間に発表できるし、2023年の夏には何本かライヴをやれるかもしれない」