ポール・ディアノのニュー・プロジェクトWARHORSEがデビュー・シングル ”Stop The War” のMVをリリース! ポールの脚の治療費はIRON MAIDENが負担することに!
昨年秋からクロアチアで脚の治療に取り組んでいるポール・ディアノ<vo>が、ハーヴィ・マディラツァ<g>とアンテ ”プピ” プパチッチ<g>という2人のクロアチア人と共に結成したWARHORSEが、5月にDVDシングルとしてリリースしたデビュー曲”Stop The War”のMVを公開した。
ポールはこの曲について、次のようにコメントしている。
「俺はまだ自分の足で立つことはできないけど、戦争や人々の死、涙、苦しみに対して立ち上がることはできる。我々全員が戦争に反対して立ち上がって、暴君や狂人に対して『もうたくさんだ』とはっきり言う必要があるんだ」
このMVを公開した日はウクライナの憲法記念日で、WARHORSEは、無力な人々や苦しんでいる人々への恒常的な支援が必要だということを世界に訴えたかったのだという。
彼らは、2023年夏に初のライヴを実現させるべく、これから急いでアルバム制作の準備に取り掛かる予定とのこと。
そのポールが、5月22日にIRON MAIDENのザグレブ公演のバックステージを訪れ、旧友スティーヴ・ハリス<b>と約30年振りに再会を果たしたことは以前のニュースでもお伝えしたが、その約1ヵ月後、ポールの支援者であるカストロ・ペルジオーニ氏(IRON MAIDENがデビュー・ライヴを行なったパブ『Cart & Horses』の運営責任者)のSNSで、ポールの残りの医療費をすべてIRON MAIDENが負担してくれることになったとの発表があった。これまでポールの医療費はそのほとんどをファンからの寄付に頼らざるを得ない状況だったが、IRON MAIDEN側からの寛大な申し出により、寄付を募るクラウドファンディングを終了することができるとペルジオーニ氏は発表した。
なお、ポールは7月に脚を治療するため3つの大きな手術を受ける予定で、それが成功し、その後のリハビリもすべて上手くいけば、今年の終わりには再び歩けるようになるとのこと。ただし、もし手術が失敗した場合には、脚の切断を余儀なくされるという。
我々ファンは、IRON MAIDENの寛大な計らいに敬意を表しつつ、ポールの治療がすべて上手くいくことを祈ろう。
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