MÖTLEY CRÜEの延期されていたスタジアム・ツアーがついにスタート！ 骨折中のトミー・リーはショウ途中でトミー・クルフェトスと交代！

MÖTLEY CRÜEがDEF LEPPARD、POISON、JOAN JETT & THE BLACKHEARTSと共に北米をまわる『THE STADUM TOUR』を、6月16日のジョージア州アトランタ公演からスタートさせた。

肋骨を骨折中のトミー・リー<ds>はオープニングから元気なプレイを披露していたが、5曲目の”Saints Of Los Angeles”を演奏し終えると、ステージ前方に出てきて、自分が2週間ほど前に肋骨を4本骨折したこと、医師からライヴを止められたことなどを説明し、助っ人ドラマーのトミー・クルフェトス（BLACK SABBATH、OZZY OSBOURNE、L.A.RATS）を紹介。トミー・リーはバックステージに下がり、6曲目の”Live Wire”からトミー・クルフェトスがドラムを叩いてショウは再開された。

そして、ショウ後半の”Home Sweet Home”でトミー・リーが再び姿を現わし、バンドと共にプレイした。

この日の演奏曲目は下記のとおり。

＜SETLIST＞
01. Wild Side
02. Shout At The Devil
03. Too Fast For Love
04. Don't Go Away Mad (Just Go Away)
05. Saints Of Los Angeles
06. Live Wire
07. Looks That Kill
08. The Dirt (Est. 1981) (with MACHINE GUN KELLY)
09. Medley: Rock And Roll, Part 2 / Smokin' In The Boys Room / White Punks On Dope / Helter Skelter / Anarchy In The U.K.
10. Home Sweet Home
11. Dr. Feelgood
12. Same Ol' Situation (S.O.S.)
13. Piece Of Your Action
14. Girls, Girls, Girls
15. Primal Scream
16. Kickstart My Heart

終演後、トミー・リーはバンドのSNSを通じて以下のようなメッセージを発表している。
「みんなはこの酷い話が信じられないだろうけど、俺は肋骨を4本折っちまったんだ！ でも、休養を取って回復してきたし、医者は一切プレイするなと言ったけど、俺は頑固だから、これからも毎回ショウでは痛みに耐えながらできるだけ多くの曲をプレイしていくぜ！ 恐れることはないさ。トミー・クルフェトスがいてくれて、俺が100%回復するまで助けてくれるんだ。俺達はこの機会を何年も待ちわびてたんだから、それを逃すなんてあり得ない！ さあ、ショウの始まりだぜ！」