ジェイムズ・ラブリエが5月リリースの新作ソロ・アルバムから先行シングルのMVを公開!

DREAM THEATERのジェイムズ・ラブリエ<vo>が、5月20日に『InsideOut Music』よりリリース(日本盤は5月25日発売)する新しいソロ・アルバム「BEAUTIFUL SHADE OF GREY」から1stシングル”Devil In Drag”のMVを公開した。

この新作は、ジェイムズにとって2013年の「IMPERMANENT RESONANCE」以来の4枚目のソロ・アルバムとなる。

JAMES LABRIE
- Devil In Drag (OFFICIAL VIDEO)

 

「BEAUTIFUL SHADE OF GREY」に参加しているミュージシャンは、作曲面でも大きく貢献しているEDEN'S CURSEのポール・ローグ<b,g>、同じくEDEN'S CURSEのクリスチャン・プルッキネン<key>、ジェイムズの過去3枚のソロ・アルバムに参加しMULLMUZZLERでも共演したマルコ・スフォーリ<g>、そしてポール・ローグの提案で参加することになったFALSETのチャンス・ラブリエ<ds>(ジェイムズの息子)という面々だ。

JAMES LaBRIE
「BEAUTIFUL SHADE OF GREY」

2022年5月25日発売(海外盤、およびデジタル配信は5月20日発売)
発売元:ソニー
品番:SICP 31531  
定価:¥2,750(税込)       
※高品質Blu-spec CD2仕様
※歌詞・対訳・解説付 

<収録曲>
01. Devil In Drag
02. SuperNova Girl
03. Give And Take
04. Sunset Ruin
05. Hit Me Like A Brick
06. Wildflower
07. Conscience Calling
08. What I Missed
09. Am I Right
10. Ramble On
11. Devil In Drag (Electric Version)

The Band:
JAMES LABRIE (Lead & Backing Vocals)
PAUL LOGUE (Acoustic Guitars & Bass)
CHANCE LABRIE (Drums & Percussion)
MARCO SFOGLI (Lead Acoustic & Electric Guitars)
CHRISTIAN 'CHRISM' PULKKINEN (Keyboards)

※以下、メーカー・インフォメーションより。

ジェイムズ・ラブリエのパーソナルな成熟や喪失、そして音楽への熱き情熱が凝縮された本作は、スコットランド出身のメロディック・メタル・バンド、エデンズ・カース(Eden’s Curse)のベーシストで作曲を担うポール・ローグとのコラボレーションで制作。これまでのソロ・ワークで見せてきたハイエナジーなモダン・ヘヴィ・ロック路線とは異なり、アコースティック・ギターをメインに据えたメロウなバンド・サウンドで、透明感溢れるラブリエの繊細なヴォーカル・ワークが堪能できる作品に仕上がっている。 
 
ふたりが初めて出会ったのは2011年、ラブリエがエデンズ・カースの曲「ノー・ホーリー・マン」(No Holy Man)にフィーチャリング・ヴォーカルとして参加したのがきっかけで、その後もふたりは連絡を取り合い続け、折に触れて新たなプロジェクトでいつか一緒に組むという案を探っていた。そして、2020年2月、ドリーム・シアターがパンデミック前の最終公演となったグラスゴー公演(2/23)を行なった翌日、ラブリエとローグは空港でばったり出会い、再びこの案を持ちかけ合ったという。 
 
「“俺が家に帰ったらまた連絡を取り合おう。話し合いを始めよう”と言ったんだ。それから1ヶ月も経たないうちの3月15日、全世界がシャットダウンしてしまった。そうしたらポールから“やあ、今時間あるかい?”と連絡が来たんだ」。ラブリエの返事はシンプルで明確なものだった。「ああ、あるよ。一緒に作ろうぜ」。 
 
アルバムではローグが6弦と12弦のアコースティック・リズム・ギターとアコースティック・ベースを弾き、ラブリエのソロ名義第1弾となった2005年の『エレメンツ・オヴ・パースウェイジョン』以来参加してきたギタリストのマルコ・スフォーリがリードとソロ・パートを担当した。キーボードにはエデンズ・カースのキーボーディスト、クリスティアン・プルッキネンが、ドラムスにはジェイムズの息子であるチャンスがローグの提案によって起用されることになった。タイトル『ビューティフル・シェイド・オブ・グレイ』は、トラック・リスト全体を通じて核となるテーマが2つあることにラブリエが気付いて思いついたものだという。「歌詞の多くは人間の美しさ、そしてグレイ・ゾーンについて書かれているんだ。ハッピーという訳でもないけど悲しい訳でもないというね」 
 
アルバムは「デヴィル・イン・ドラッグ」で始まり、終わる。作詞を手掛けたラブリエは「初めはまともな人間だったのに、生きていく中で自分のルーツを忘れてしまって、時間と共に利己的なナルシストになり、物事の道理や価値観が欠けてしまった者たち」について書いた曲だと説明し、こう続ける。「最初からそんな状態を知っている者が、今それを見て“何が起こったんだ?”と訊いてくるようなやつの視点から書かれているんだ」 
 
大胆かつ傷心的な「スーパーノヴァ・ガール」や賑やかに自己をさらけ出す「ヒット・ミー・ライク・ア・ブリック」は、恋愛対象であれ内なる自分であれ、偽りの見せかけに殴り込みをかける意欲に満ちている一方で、哀愁に包まれたバラード「サンセット・ルイン」では、2016年にすい臓がんでこの世を去ったラブリエの兄弟を偲んで書かれている。また、「ランブル・オン」の忠実かつラブリエ渾身のシャウトが映えるレッド・ツェッペリンのカヴァーは、「アコースティック+フル・バンド」という本作のアプローチで見事に捉え、彼らへのオマージュを込めた1曲となっている。

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