ヴィンス・ニールがライヴの最中にステージから落下して肋骨を骨折！

10月15日、米テネシー州で開催された『MONSTERS OF MOUNTAIN』フェスティヴァルにソロ・アーティストとして出演していたMÖTLEY CRÜEのヴィンス・ニール<vo>が、パフォーマンス中に誤ってステージから落下し、肋骨を骨折するというアクシデントが発生した。

その様子をファンが撮影した動画がYouTubeにアップされた。上の動画のタイムカウンター3:07あたりでヴィンスが落下する瞬間が捉えられている。

事故が起きたのはセットの序盤で、MÖTLEY CRÜEの人気ナンバー”Don't Go Away Mad (Just Go Away)”を演奏している最中だった。アコースティック・ギターを弾きながら歌っていたヴィンスが、曲の終盤になって、観衆に手拍子を促しながらステージ前方に歩み出てきたところ、ステージと、照明機材が載った台との間に隙間があることに気づかずに落下。台の角に脇腹を強打してしまったのだ。

事故に気付いたローディ―と警備員がすぐにヴィンスを助け出し、肩を抱えてバックステージに誘導。バンドはとりあえず演奏を続けて曲を完奏したが、その後、デイナ・ストラム<b>が観衆に対して下記のように説明した。
「何が起こったかというと、ヴィンスが落下して肋骨を折ってしまったんだ。彼は息ができない状態で、医療処置を受けることになる。俺達にとっても彼にとっても最悪の事態だよ。彼はここに来ることをとても楽しみにしていたんだ。彼はテネシー州に住んでいる。彼はショウを最後までやり遂げると言い張っていたけど、バックステージの人達が『やめておけ』と説得していた。彼のために温かい拍手を贈ってやってくれ」

この後、ヴィンスは病院に搬送され、残されたデイナ・ストラム、ジェフ・ブランド<g>、ゾルタン・チェイニー<ds>の3人はジェフがリード・ヴォーカルを兼任する形で何とかセットを完了した。