7月にWHITESNAKEへの加入が発表されたディノ・ジェルーシックがバンド内での自分の役割について語る!
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ジョージ・リンチと組んだDIRTY SHIRLEY、ANIMAL DRIVE、TRANS-SIBERIAN ORCHESTRAなどで活躍してきたクロアチア出身のシンガー/マルチ・プレイヤーのディノ・ジェルーシックが、今年7月にWHITESNAKEの(ツアー)メンバーに抜擢されて話題となったが、そのディノが最近のインタビューで、WHITESNAKEにおける自身の役割について語った。
「デイヴィッド(カヴァデール/vo)が僕を自宅に招いて一緒に曲作りをしたいと言ってくれたんだ。僕が担当するのはキーボードになるだろう。あと、バック・ヴォーカルもやるし、数曲ではギターも弾くと思う。僕の知る限りではそんな感じだね」
今回がWHITESNAKEにとってサヨナラ・ツアーになるのは悲しいのではないかと訊かれると…
「そうでもないよ。だって、どのバンドにも賞味期限はあるからね。WHITESNAKEの1stアルバムが出た1977年か1978年から数えて、もう40年以上も彼らはやってきた。僕はWHITESNAKEの最後のメンバーになれて誇りに思うよ。これまでのメンバーを振り返ってみれば、ジョン・ロードがいたし、ドン・エイリーもいたし、ティモシー・ドゥルーリー、ミケーレ・ルッピ、そして僕と、キーボード奏者は5人だ。ライヴとなると、さらに何人かのキーボード奏者がいた。1994年のツアーに参加したポール・ミルコヴィッチとかね。これは間違いなく歴史の美しい部分だし、それが今、作られているところなんだ」
デイヴィッド・カヴァデールはディノの加入を発表した時、「非常に才能豊かなディノ・ジェルーシックをWHITESNAKEに迎えることができて本当に嬉しく思う。2年前にザグレブで一緒に演奏したときから、私達は彼に注目していたんだ。みんなもきっと彼のことが大好きになるよ!」とコメントしていた。そのデイヴィッドは今年の9月22日で70歳を迎え、来年、世界各地でコンサートを行なった後、ツアーからの引退を表明している。
ディノはそんなカヴァデールやWHITESNAKEに大きな影響を受けて育ったという。
「史上最も好きなバンドの1つに参加できて、とても光栄に思うよ。デイヴィッド・カヴァデールから電話をもらうなんてことは、俺の世代のシンガーやミュージシャンなら誰もが夢見ることだし、未だにまったくシュールな経験だったと感じている。今はWHITESNAKEでツアーに出る日が待ちきれないし、偉大なるDCが俺に言ってくれたように、このアイコニックなバンドのサウンドに早く俺のアイデンティティの一部を注入したいよ」
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