TESLAがニュー・シングル”Cold Blue Steel”のミュージック・ビデオを公開!

TESLA
- “Cold Blue Steel” (official video)⚡⚡
米カリフォルニア出身のヴェテラン・ハード・ロッカーのTESLAが、先頃ニュー・シングル”Cold Blue Steel”のMVをリリースした。フランク・ハノン<g>は、この曲が次のアルバムに収録されるのか、また近々アルバムを作るつもりがあるのかについては明言を避けている。

”Cold Blue Steel”はフランク・ハノンとジェフ・キース<vo>が共作した曲で、フランクは次のようにコメントしている。
「とてもリアルなサウンドのロックン・ロールな新曲で、故ロニー・ヴァン・ザント(LYNYRD SKYNYRD)の影響を受けいるんだ。俺がガレージでギターを弾いてリフを書いていたら、JK(ジェフ・キース)から電話がかかってきて、彼がLYNYRD SKYNYRDの”Saturday Night Special”を聴いていたと言うんで、その路線で進めてみようってことになってね。この曲のサウンドにはとても満足しているよ。本当に生々しくてエッジがあってね。デモ・レコーディングしたものは全部残しておいて、それをシングルにしたんだ。オーヴァー・プロデュースはしていない。リアルなものにしよう、リアルなままにしておこう、と言っていたんだ。歌詞にも "Let's get real "というフレーズが出てくるし、俺達のモットーがそういうことなんだ」

そして、この曲が次のアルバムに収録されるのかを訊かれたフランクはこう答えている。
「俺達はまずはたくさん曲をまとめて、それが全部仕上がってからアルバムのことを考え始めるんだ。『さて、アルバムを作らなきゃ』とプレッシャーをかけて、何もないところから10~12曲を作り始めるよりも、曲を作ってはシングルとしてリリースしていって、最終的にそれらをまとめたコレクションにする。そうすることで、より自由な創造性を発揮することができるからね。アルバムを作るために作為的に何かをやるということはしない」
「世界は変わってしまった。人々はiPhoneで1曲なりアルバム1枚なりを聴いていたとしても、それが終わるとすぐ別のことをやり始める。興味の持続時間が短くなってしまったんだ。俺はシングルをリリースしていくアイディアが好きだよ。それぞれの曲がそれぞれのタイミングで出てくるので、大量のマテリアルを準備しなきゃみたいなことを考えずに済むし、だからこそ1曲1曲を最高のものにすることができる」


ちなみに、TESLAの最新アルバムは、DEF LEPPARDのフィル・コリンがプロデュースを手掛けた「SHOCK」(2019年)で、現在のバンド・ラインナップは下記のとおり。オリジナル・メンバーのトミー・スキーオ<g>は2006年に脱退している。

Jeff Keith<vo>
Frank Hannon<g,key>
Dave Rude<g>
Brian Wheat<b>
Troy Luccketta<ds>
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