大御所エリック・クラプトンのコロナ・ワクチンに関する発言に対してジンジャーらが猛烈批判!

英国の伝説的なギタリスト/シンガーのエリック・クラプトンが先頃、ワクチン接種済み証明書の提示を要求する会場ではライヴを行なわないと発表したところ、そのニュースに対してWILDHEARTSのジンジャー<vo,g>、TESTAMENTのアレックス・スコルニック<g>、ROUGH CUTTのポール・ショーティノ<vo>らが反応した。

クラプトンのその発言は、ボリス・ジョンソン英国首相による「9月末までにナイトクラブやイベント会場に入場する際には『ワクチン・パスポート』の提示を義務付ける」との発表を受けたもので、彼はジョンソン首相の姿勢に対して以下のようなアナウンスメントをした。
「2021年7月19日の首相の発表を受けて、道義上、私からも発表しなければならないと感じました。私は、差別されている観客がいるステージでは演奏しないことを申し上げておきます。あらゆる人が参加できる環境が提供されない限り、私にはショウをキャンセルする権利があるのです」

このクラプトンの発言に対して、ジンジャーはツイッターで「サッチャーやメアリー・ホワイトハウス、そして俺の最初の継父の死を祝ったように、エリック・クラプトンの死も祝ってやるさ」と過激に批判。さらに、クラプトンを ”fucking idiot(クソ間抜け野郎)”呼ばわりした。

また、故エディ・ヴァン・ヘイレンと長年結婚していた女優のヴァレリー・バーティネリは、クラプトンのその発言に関する記事と、自分とエディとクラプトンが3人で写っている写真を同時にアップして、そこに「嫌なヤツっていつだって嫌なヤツよね」と辛辣なキャプションを付けた。

そして、アレックス・スコルニックはそのヴァレリーのツイートをシェアして、「このツイートは辞書の『No F's Given』(=No Fucks Given/知ったことか、勝手にしろ、の意)の項目に載せるべきだね」と書き加えた。

一方、ポール・ショーティノはクラプトンの姿勢を称賛し、次のようにツイートしている。「いいぞ、エリック・クラプトン。自由のために立ち上がれ。毎日ハッピーな日々を過ごしていても勇気は育まれない。困難な時代を生き抜き、逆境に挑戦してこそ勇気は育まれるんだ」

ちなみに、クラプトンは以前、コロナ禍の中でロックダウンを取る手法を批判し、ワクチン接種を受けた後には酷い副反応に苦しめられたことから「もう二度と演奏できなくなるのかと思った」と恐怖を語り、陰謀論にまで言及していた。また彼は、かつてミュージシャンからアンチ・ワクチンの活動家に転身したヴァン・モリソンに影響を受けたとも話していた。

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