VOIVODのサイファイ・メタル・ワールドがフル交響楽団の迫力と合体! オーケストラ共演ライヴ・アルバム「SYMPHONIQUE」が6月に登場(海外)!! 収録曲より“Forgotten In Space (Symphonique)”のヴィジュアライザー公開

カナダ産のプログレッシヴ・スラッシャー元祖VOIVODが昨年2025年に限定的に行なったオーケストラとの共演コンサートの模様を収めたライヴ・アルバム「SYMPHONIQUE」が、6月5日にリリースされる。

2023年発表の過去曲リメイク・アルバム「MORGÖTH TALES」と2024年まで続いた“40 Years of Morgöth Tales”ワールド・ツアーで活動開始40周年にちなんだ活動にひと区切りをつけた彼らはライヴ控えめ&新作リリースなしの静かな2025年を送ってきたが、そんななかVOIVODが確立した特別な存在感に敬意を抱く地元カナダの音楽業界関係者の協力を得て交響楽団との共演イベントを実現している。

ここに収録されているのはその初回となった2025年1月公演に続く2025年6月4日、バンド発祥の地ケベックのシアター級会場でケベック交響楽団を迎えて行なわれた公演の全ステージ。80年代初頭に勃興したスラッシュ・メタル一族のなかでもとりわけ暴力的で混沌とした存在だった彼らがその後プロフレッシヴ/サイケデリックの影響を取り入れて異常な進化を遂げ、いまや唯一無二の尖鋭ヘヴィ・ロック・バンドとして世界で敬意を集めるようになった証の「凱旋公演」である。

プログレッシヴ進化形スラッシュの名盤として名高い87年作品「KILLING TECHNOLOGY」収録曲“Forgotten In Space”がさらなる進化を遂げたオーケストラ共演ヴァージョンにVOIVOD始動以来バンドのアート・ディレクター役を務めてきたミシェル・“アウェイ”ランジュヴァン(ds)得意のアヴァンギャルド視覚アートを被せたヴィジュアライザーが先行公開された。

威圧的なシンフォニック・ヴァージョンがあまりに自然なので忘れてしまうかもしれないが、暴力的スラッシュ・メタルにSFコンセプトを持ち込んで新時代を切り拓いた87年発表の原曲はこんな感じ。

SYMPHONIQUE
〈NEW ALBUM〉
VOIVOD
「SYMPHONIQUE」(CD)

ソニー・ミュージック
6月5日発売
01. Experiment (Symphonique)
02. Holographic Thinking (Symphonique)
03. The Unknown Knows (Symphonique)
04. The End Of Dormancy (Symphonique)
05. Into My Hypercube (Symphonique)
06. Forgotten In Space (Symphonique)
07. Cosmic Drama (Symphonique)
08. Pre-Ignition (Symphonique)
09. Nuclear War (Symphonique)
10. Fall (Symphonique)
11. Tribal Convictions (Symphonique)
12. Astronomy Domine (Symphonique) (PINK FLOYD cover)

なお、バンドはすでに3月の全米ツアーを皮切りに2026年ワールド・ツアーに乗り出している。制作開始とだけ伝えられている17作目のスタジオ新作についてはいまだリリース決定の報が聞こえてこないが、彼らのアグレッシヴで破壊的パワーはオーケストラとの共演を自然にこなすようになったいまなお緩んでいないので、初期の彼らの爆音に手に汗握ったファンもご安心を。

2025年5月、モントリオールで開催されたパンク・フェスティヴァル“Pouzza Fest”出演時の轟音ステージの模様(オーディエンス撮影)を貼っておきます。

VOIVODはサブカルチャー/ハイカルチャー両刀遣いで我が道を行く!

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