ピート・シールク率いるジャーマン・パワー・メタルの申し子IRON SAVIORが初期楽曲再録音企画“REFORGED”シリーズ完結編「MACHINE WORLD」を８月に発表

ジャーマン・パワー・メタル始祖のひとりピート・シールク（vo. g）率いるIRON SAVIORが通常のアルバム制作と並行して2017年から続けてきたバンドの初期楽曲再録音企画シリーズ“REFORGED”の完結編となる第３弾「REFORGED - MACHINE WORLD」が８月に“Reigning Phoenix Music”傘下の新レーベル“Perception”よりリリースされる。

“Reforged”シリーズはもとはといえばフィジカル・フォーマット（CD）が在庫切れ入手困難になった“Noise Records”在籍時代の楽曲（現在はデジタル・フォーマットで入手可能）をファンの要望に応えて復活させる意味合いで始まった企画でこれまでに「REFORGED - RIDING ON FIRE」（2017年）、「REFORGED - IRONBOUND」（2022年）の２作品がリリースされているが、今回は2000年代前半の楽曲中心の選曲となっている。

前回の「REFORGED - IRONBOUND」では締めにEURYTHMICS“Sweet Dreams”の新録カヴァーという意外な追加収録曲が収められていたが、シリーズ完結編の「MACHINE WORLD」は彼らのイメージどおりのJUDAS PRIESTのカヴァーで締め……なのだがこのPRIEST曲が“Starbreaker”（77年作品「SIN AFTER SIN」収録）というなかなか渋い選曲。以前「BRITISH STEEL」収録の地味曲“Rage”のカヴァーを発表したこともあるIRON SAVIOR／ピート・シールクのPRIEST愛がスゴい！