元ROUGH CUTTのギタリスト、クリス・ヘイガー他界
スティーヴン・パーシーと並ぶRATTの前身MICKEY RATTの創設メンバーであり、アミア・デラクとのツイン・ギター・コンビで80年代全盛期ROUGH CUTTを支えたLAメタル時代を象徴するギタリストの一人クリス・ヘイガーが67歳で他界しました。死因は未詳。

スティーヴン・パーシーがフェイスブックでコメントを発しています。
「今朝、親愛なる友人でありギタリスト/ミュージシャンのクリストファー(クリス)・ヘイガーの訃報を聞いて大変悲しんでいます。クリスと私は共に1977年にサンディエゴでMICKEY RATTを結成し、1981年、LAに移住した際にそれがRATTになったのです。
クリスは素晴らしい人でした。偉大なギタリストでソングライターで、その道を貫くことに情熱を注いでいました。その後彼はSARGE、ROUGH CUTT、WOOP AND THE COUNTで活躍し、私たち二人のプロジェクトPEARCY/HAGERを立ち上げたこともあります。最近も新しい曲の制作を進めていました。それらの曲は必ず世に出るでしょう。友よ、私は言葉が見つかりません。私たちは多くのことを共に乗り越えてきました。神のご加護がありますように。いまはそっとしておきたいと思っています」
ヘイガーは2016年にはROGH CUTTに復帰し、2018年にはそのままポール・ショーティノ(vo:元ROUGH CUTT)がカルロス・カヴァーゾ(g:元QUIET RIOT)らと立ち上げたプロジェクトROUGH RIOTにも加わっており、“LAメタルの時代”の遺産を現代へと引き継ぐ重要な語り部の一人でもありました。
こちらは2016年、LAメタルの聖地Whisky a go goにヘイガーが復帰したラインナップで登場したROUGH CUTTのライヴ映像。
古き佳き米国の華やかなヘヴィ・メタルをこよなく愛する老若男女の皆さまへ。
クリス・ヘイガー公式ウェブサイトに掲載された全盛期ROUGH CUTTの勇姿を観ながら、スティーヴン・パーシーの言葉に従って、厳粛に彼の冥福を祈りましょう。
https://www.chrishager.net/multimedia



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