THE BLACK DAHLIA MURDERがトレヴァー・スターナド他界後初のアルバム「SERVITUDE」を9月にリリース!

アメリカのデス・メタル・バンドTHE BLACK DAHLIA MURDERが、2022年5月にトレヴァー・スターナド<vo>が急逝して以降、初となるアルバム「SERVITUDE」を9月27日に『Metal Blade Records』からリリースすることを発表した。

今回のニュー・アルバムでは、トレヴァーと共にこのバンドを立ち上げたリズム・ギタリストのブライアン・エクスバックがリード・シンガーに転向し、さらに2009~2016年に在籍していたライアン・ナイトがバンドに復帰してリズム・ギタリストの座に就いている。

この新作から先行シングル”Aftermath”のMVが公開されている。

2022年5月11日、トレヴァーが41歳の若さで急逝。その4ヵ月後、バンドはブライアンのシンガー転向とライアンの復帰を発表した。その後、2023年11月からスタジオに入ってレコーディングを開始し、4年半振り通算10作目となる「SERVITUDE」を完成させた。

ブライアンは次のように語っている。
「今のバンド・メンバーは、トレヴァーと俺が探した連中なんだ。俺達はツアーでたくさんの時間を共に過ごしてきたし、全員がミッションを理解している。それを口に出す必要はない。単に素晴らしい音楽を作って、それをプレイして人々をハッピーにさせればいいだけだ」
「”Aftermath”は新作の中でもかなり速い部類の曲だから、これをまず最初にみんなに聴いてもらいたかったんだ。すごくアグレッシヴなBLACK DAHLIAのメロディック・デス・メタルがみんなに迫っていく形にしたかった。歌詞は、隕石が地球をめちゃくちゃにした状況で、まだ生きている人々がいる、という内容で、ゾンビのいない『ウォーキング・デッド』みたいな感じかな。最後には、お互いを食べるようになるんだ」


一方、ブランドン・エリス<g>はこう語る。
「ファンからは、プレッシャーや期待よりも信頼やサポートを感じるよ。俺達は常にファンのためにやれることをやってきたし、彼らは俺達の一貫性を評価してくれていた。トレヴァーが亡くなった後、世界中から沸き起こった声によって、このバンドの音楽が多くの人々にとっていかに大切なものか、そして、トレヴァーの名誉のためにこのバンドを続けることがいかに大切か、ということが判ったんだ。そういった重圧の中で、俺達はやるべきことを成し遂げたと思う。持てるものすべてを注ぎ込んだし、アルバムはあるべき形になった。俺はこのアルバムを誇りに思うし、この5人のメンバーを誇りに思う。すべての人を喜ばせることはできないけど、このアルバムを受け入れてくれる人にとっては、これが癒しになり、ポジティヴな力になると信じているよ」

THE BLACK DAHLIA MURDER
「SERVITUDE」

2024年9月27日発売

<収録曲>
01. Evening Ephemeral
02. Panic Hysteric
03. Aftermath
04. Cursed Creator
05. An Intermission
06. Asserting Dominion
07. Servitude
08. Mammoth's Hand
09. Transcosmic Blueprint
10. Utopia Black

Line-up:
・Brian Eschbach - lead vocals
・Max Lavelle - bass
・Alan Cassidy - drums
・Brandon Ellis - lead guitar, backing vocals
・Ryan Knight - rhythm guitar, backing vocals
 
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