グラハム・ボネットがマーティ・フリードマンと共に ”Since You Been Gone” をリメイクしてリリース!
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グラハム・ボネット<vo>が、RAINBOW時代のヒット曲”Since You Been Gone”をマーティ・フリードマンと共に新録して、シングルとしてリリースした。
この曲は、もともと作曲者であるラス・バラード<vo,g>が1976年の「WINNING」に収録していた曲で、それをRAINBOWが1979年に「DOWN TO EARTH」の中でカヴァーしていた。RAINBOW以外にも多くのアーティストがこの曲をカヴァーしている。
グラハムはRAINBOW時代を振り返って、次のように述べている。
「『DOWN TO EARTH』のレコーディングを始めた時、俺達はすでにロニー・ジェイムズ・ディオ時代とはかなり違う新しいサウンドに取り組んでいた。ラジオ・フレンドリーかつモダンなサウンドと、実生活を題材にした歌詞を意識してたんだ。で、マネージャーのブルース・ペインが”Since You Been Gone”を持ってきたんだけど、俺達全員ちょっと不安になったよ。アルバムの他の曲とは全然違ってたし、ほとんどポップスみたいな音だったからね。何人かのメンバーはネガティヴな感情をはっきり口に出していた。俺達が聴かされたのは、南アフリカのCLOUTというガールズ・バンドのヴァージョンで、最終的に俺達が録音したヴァージョンとはかなり違っていた。俺達はコーラスのアドリブを変えて、もっとハード・ロック調にしたけど、それでもコージー(パウエル/ds)は『この曲をやるなら俺は脱退する』と脅しをかけてきた。でも、すべてが完成した時は、俺達全員エキサイトしていたよ。期待以上の出来栄えだった。ロジャー(グローヴァ―/b)が、声が重なり合うイントロを提案して、それが予想外の要素を加えて、好評だった。全員が気に入ってたけど、オーディエンスからの受け入れられ方には驚いたね。誰もが大好きになったみたいで、今でもライヴで演奏すれば、シンガロングしないオーディエンスは1人もいない。映画やTVでこの曲が使われたケースは数えきれないし、最近では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の第3弾で使われていた。この曲を書いたラス・バラードは素晴らしいソングライターで、今後俺が起用する唯一の外部ライターになるだろう。突き詰めて言えば、この曲がきっかけで俺のロック・シーンでのキャリアがスタートしたということを認めざるを得ないね」
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