オジー・オズボーンが今年の秋にファンに別れを告げるファイナル公演を実施予定！

英国の大衆メディア『Mirror』が、オジー・オズボーンが今秋、ファンに別れを告げるため、故郷バーミンガムで2本のラスト・ライヴを行なう予定であると報じた。

このプランは、オジーの妻でマネージャーのシャロン・オズボーンが『Mirror』に明かしたもので、彼女はこう語ったという。
「彼はもうツアーをやることはないでしょうけど、彼自身が『俺はまだファンに別れの挨拶をしてないから、きちんとサヨナラをしたいんだ』と言っているので、別れを告げるために2本のショウをやる計画を立てているの。彼の声は今でも完璧よ。オフで休んでいた間もずっと歌のレッスンはしていたから。ジョークも言えるし。彼の頭の中にはまだメロディが残っているのよ。たとえ彼の音楽が好きじゃなかったとしても、誰も彼を嫌いにはなれないわ。みんな彼の魅力に引き込まれるの」

オジーは、2019年に自宅で転倒し、2003年に四輪バギー事故で負った古傷が悪化。これまで何度か手術を受け、また、2020年からはパーキンソン病と闘っていることも公表していた。その中で、2022年秋には新作「PATIENT NUMBER 9」をリリースし、NFLのハーフタイム・ショウで久々のライヴ・パフォーマンスを披露。新作にともなうツアーも発表されたが、そのツアーを3ヵ月後に控えた2023年2月、体力の限界を理由にツアーのキャンセルとツアー活動からの引退を宣言した。ただ、2023年9月には、最後の手術の成功を報告すると共に、2024年にニュー・アルバムのリリースを希望していること、そして、ツアーにも前向きであることを発表していた。

75歳のオジーは今秋、いよいよ（ライヴ）キャリアに終止符を打つファイナル公演を行なうことになるかもしれない。