YESが発売されたばかりの新作「MIRROR TO THE SKY」から新たに ”Circles Of Time” のMVをリリース!
英国プログレッシヴ・ロックの大御所YESが、5月19日にリリースされたニュー・アルバム「MIRROR TO THE SKY」から3曲目のシングル”Circles Of Time”をリリースし、そのMVを公開した。
YES
「MIRROR TO THE SKY」(2CD+Blu-ray限定盤)
2023年5月19日発売
★高音質Blu-spec CD2
★三方背カヴァー付
★英文ブックレット(歌詞掲載)、日本盤ブックレット(書下ろし解説 [片山 伸]、対訳)
★日本盤のみのオリジナル特典
①別冊「ザ・ストーリー・オブ・ミラー・トゥ・ザ・スカイ」(日本語訳)
②ジャケット・ステッカー:ロジャー・ディーンの手によるジャケット絵柄のステッカー封入
③サイン入りフォトカード:メンバー全員のサインが入ったアーティスト・フォトカード封入
YES
「MIRROR TO THE SKY」(2CD通常盤)
2023年5月19日発売
★高音質Blu-spec CD2
★英文ブックレット(歌詞掲載)、日本盤ブックレット(書下ろし解説 [片山 伸]、対訳)
★初回出荷分のみの封入特典(※バック分からはこの特典は付きません)
ジャケット・ステッカー(限定盤に封入されるものと同じものです)
<収録曲>
DISC 1(CD1)
01. Cut From The Stars カット・フロム・ザ・スターズ
02. All Connected オール・コネクテッド
03. Luminosity ルミノシティ
04. Living Out Their Dream リヴィング・アウト・ゼア・ドリーム
05. Mirror To The Sky ミラー・トゥ・ザ・スカイ
06. Circles Of Time サークルズ・オブ・タイム
DISC 2(CD2)
01. Unknown Place アンノウン・プレイス
02. One Second Is Enough ワン・セカンド・イズ・イナフ
03. Magic Potion マジック・ポーション
DISC 3(Blu-ray Audio)※限定盤のみ
DISC 1とDISC 2の9曲の音源が下記フォーマットで収録。CDとは異なるミックス音源はファン必聴!
①DOLBY ATMOS
②DTS MASTER HD 5.1 SURROUND SOUND
③24BIT/96KHZ INSTRUMENTAL
④24BIT/96KHZ STEREO
このニュー・アルバムは海外では下記の各フォーマットで発売される。
・Limited deluxe electric blue 2LP+2CD+Blu-ray artbook with poster
・Limited deluxe 2cd+Blu-ray artbook
・Limited 2CD digipak
・Standard CD jewel case
・Gatefold 2LP+LP-booklet
・Digital album
※以下、メーカー・インフォメーションより。
スティーヴ・ハウ、ジェフ・ダウンズ、ジョン・デイヴィソン、ビリー・シャーウッド、ジェイ・シェレンからなるイエスが、2023年5月19日(金)にソニーミュージック/インサイドアウトから新作『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』をリリースすることを発表した。
UKチャートで20位の大ヒットとなった前作『ザ・クエスト』から約1年7か月振りとなる23枚目のスタジオ・アルバム。
イエスの最古参にしてギターの巨匠、そして『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』のプロデューサーでもあるスティーヴ・ハウのコメント:
「これはこのバンドにとってとても重要なアルバムなんだ。『ザ・クエスト』で確立したアプローチを維持してはいるけれど、同じことを繰り返してはいない。それが肝心なことだった。イエスが’70年代にアルバムを出す度にそうしていたように、僕たちは成長し前進しているんだ。後年のイエスは活動こそしていたけれど、次のことをやっていなかったことが多かった。このアルバムはふたたび成長して構築していく僕たちの姿を表しているんだ。イエスにとってその「次のこと」とは、ハイエナジーで、複雑で、実り豊かで、音が幾重にも層をなす、スタジオ録音の新曲を集めたアルバムであり、それは彼らの大いに称賛されてきたレガシーに加わる一方、今後の胸躍る展開への道筋を作っていくということなんだ」
『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』は複数のフォーマットが用意されており、アートワークは全フォーマットとも、イエスのコラボレーションを長年務めるアーティスト、ロジャー・ディーンの手によるもの。
『ザ・クエスト』を完成させようとしていたイエスは、注目すべき曲のスケッチ、構造、アイデアが溜まっていたのに気づいた。インサイドアウトのトップ、トーマス・ウェーバーは彼らを無条件に支援し、『ザ・クエスト』が発売される何ヶ月も前からスタジオに通い続けることを勧めた。それは彼らのクリエイティヴな炎にガソリンを投入するようなものだった。
スティーヴ・ハウのコメント:
「すべてを提出して、あとはヴァイナルなどあらゆるものを製造に回すだけという状態になっても、僕たちはまだ大いにクリエイティヴの領域にいた。トーマスが僕たちに寄せてくれた信頼は本当に大きな意味を持っていたよ」
ジョン・デイヴィソンのコメント:
「僕たちは真の意味で、人として気が合うんだ。全員が大きな輪の内側へとフォーカスしていたような気がする。イエスを定義づける最高水準の核に意識が集中していたんだ。美しい光景だったし、その一部になれたことは素晴らしいよ。それが曲や、個人の利益ではなくイエスという大きなまとまりのために各メンバーが進んで寄与したクリエイティヴなインプットに、鮮やかに再現されていると確信している」
ビリー・シャーウッドのコメント:
「頭の中に浮かんでいた素材はたくさんあったんだ。スタジオで何もやっていなかった時期がすごく長かったからね。アイデアがとにかく豊富に浮かんでいた。ハイペースだったね。『ザ・クエスト』の作業が終わってミックスができたらすぐ、そこでひと息入れるために小さな休みをいくつかとった。だけどまだ音楽が頭の中でぐるぐる回っていたんだ。それをとにかくコンスタントに見て、内容を詰めていった。全員家に居る状態だったこともあって、かなり首尾よく物事が進んでいったね。“みなさん、今僕たちは2作目のアルバムを作っています”なんて公表も特にしないまま、アルバムからアルバムへと移り渡ったんだ。素材に取り組み続けていただけでね。かなり自然な流れで生まれたものを、プロセスが進む中で洗練させていった。それにしても最初のほとぼりはすごかったよ。たくさん素材があったからね!」
徹底的に新しくモダンな形とはいえ、イエスが事実上生みの親である「壮大なプログレ・ロック」のテリトリーに自ら踏み込んだことは、長年のファン、トーマス・ウェーバーはじめ誰もが喜ぶところである。「もう少し壮大なものがあったらすごくいいだろうと以前から思っていました」と彼は言うものの、形式的すぎてわざとらしく聞こえてしまいそうなものを推し進めてしまいたくなる誘惑に抗ったという。彼はメンバーに自分らしさを発揮し、そこから自然に物事が展開する余地を与えた。
トーマス・ウェーバーのコメント:
「彼らは『ザ・クエスト』で意気揚々になっていました。その勢いがスタジオにまっすぐ逆戻りしたのです。曲を書いているときの彼らは、初期段階から壮大な方向に向かっていたのが明らかでした。それこそがまさに私にとってのイエスの音楽ですね。それ自体が “イエスの音楽”というジャンルも同然です。『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』は間違いなくイエスの音楽なのです」
『ミラー・トゥ・ザ・スカイ』には8分以上にわたる曲が1曲どころか4曲も収録されており、圧倒的で映画のようなタイトル曲は14分をほんの少し切る長さである。さらには各楽曲がイエスの最高の状態のように、リスナーを幅広くダイナミックに変遷する音の風景の旅へと連れ出す。そこにはスティーヴ・ハウがまばゆいギターを、キーボードの魔術師ジェフ・ダウンズが非の打ちどころのないサウンドや優美なメロディとフィルを、ジョン・デイヴィソンが美しく澄んだヴォーカルを、ビリー・シャーウッドが巧みに踊るベースを、そしてジェイ・シェレンが見事にコントロールするドラムの炸裂を披露している。
2016年以来イエスとツアーを共にしているジェイ・シェレンは、師であり友人でもあるアラン・ホワイトが2022年に残念ながらこの世を去ってしまったことを受け、その役割を担うために抜擢された。
ジェイ・シェレンのコメント:
「僕は2016年のトポグラフィック・ドラマ・ツアーに、アランの代わりに単独で参加していた。2017年終わり以降、僕たちはパートナー関係にあった。美しいパートナーシップだったと付け加えたいね。本当にたくさんのことを学んだし、アランのスタイルについて、そしてどうしてそういう形だったのかについて、本当にたくさんの発見があった。あれは彼のパーソナリティに完璧に合っていたんだ。このアルバムではアランが全面的に存在感を放っている。それは僕たちの中にあるものだ。だから僕の心の中では、アランが今も僕やこのバンドと一緒に大きな意味で存在している作品なんだ」
【現ラインナップ】
●スティーヴ・ハウ – guitar, vocals (1970年~1981年、1990年~1992年、1995年~)
●ジェフ・ダウンズ – keyboards, vocals (1980年~1981年、2011年~ )
●ビリー・シャーウッド – bass, vocals (1994年、1997年~2000年、2015年~)
●ジョン・デイヴィソン – vocals, guitar, keyboards, percussion (2012年~)
●ジェイ・シェレン – drums (2023年~) ※2016年よりサポートメンバーとして参加
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