オジー・オズボーンが2023年のツアー日程をすべてキャンセル！そしてツアー活動からの引退を発表！

pic:Ross Halfin

オジー・オズボーンが、2023年にJUDAS PRIESTをゲストに迎えて行なう予定だったヨーロッパ／UKツアーの全日程を「体力的に不可能」との理由でキャンセルし、これをもってツアー活動から完全に引退することを発表した。

1月31日の夜遅くにオジーが発表した声明は以下のような内容。
「これは私の忠実なファンに対する最も辛い発表の1つになるでしょう。ご存知のとおり、4年前の今月、私は大きな事故で背骨を痛めました。それ以降、私の唯一の目標はステージに戻ることで、歌声には問題ありませんでした。しかし、三度の手術、幹細胞治療、終わりのない理学療法、そして最近では画期的なサイバニクス治療を行なったものの、私の身体はまだ弱い状態です。

チケットを手にずっと辛抱強く待ってくれていた皆さんのことを思うと恐縮してしまいますが、私は良心に顧みて、今度のヨーロッパ／UKツアーを行なうことは体力的に無理であると理解するようになりました。私がツアーの移動に耐えられないことは判っているからです。信じてもらいたいのは、ファンをがっかりさせることは私が最も気分が悪くなる行為だということです。

私のツアー活動がこんな形で終わるなんて、まったく想像もできませんでした。私のスタッフは今、私の負担になる移動のない形でライヴをやる方法がないか、案を巡らしているところです。

私の家族、私のバンド、私のクルー、長年の友達であるJUDAS PRIESTに感謝します。そしてもちろん、ずっと忠実に応援し続けてくれて、こんな夢にも思わなかったような人生を私に与えてくれたファンの皆さんに感謝します。

皆さんのことを愛しています」

今後、単発のショウやゲスト・パフォーマンスの類はあるかもしれないが、74歳になるマッドマンはこれで50年以上に及ぶ長いツアー活動に終止符を打つことになった。