HANOI ROCKSの2nd「ORIENTAL BEAT」が40周年を迎え、”本来のサウンド”にリミックスされて3月に再発！

HANOI ROCKSが1982年に発表した2ndアルバム「ORIENTAL BEAT」が、40周年を記念して新たにリミックスを施されて、3月17日に再発される。

”the RE(AL) MIX”と記された今回の再発盤について、マイケル・モンロー<vo>はこう語る。
「これは今までで一番長い、そして一番スローなアルバム・レコーディング・プロジェクトだ。40年かけて作ったわけだからね。単なるリミックスじゃなくて、HANOI ROCKSが監修し承認した”リアル・ミックス”なんだ」

1982年にリリースされたオリジナル盤は、サミ・ヤッファ<b>曰く「俺達のキャリアの中で最も酷いサウンドのアルバム」で、マイケルによれば「アルバムのプロデューサーはバンドが何かということをまったく理解してなくて、ミキシングは恐ろしいほど間違った方向に行ってしまった」とのこと。

レーベルの資金が底をつき、マスターテープが行方不明になってしまったため、バンドがリミックスや録り直しの作業をやる前にリリースされてしまったオリジナル盤は、バンドにとって常に大失敗の作品との思いがあったが、今回『Universal Music』の保管庫から奇跡的にテープが発見され、彼らはついにミックスをやり直し、曲順を組み直すことができたのである。

ナスティ・スーサイド<g>は「今ようやく、俺達は余計なものを削ぎ落して音を裸の状態にして、本来眠っていたものを引き出すべく作業したんだ。ついに夢が叶ったよ！」とコメントしている。