初期リハ音源集「1971:THE ROAD STARTS HEAR」の日本盤が本日発売されたAEROSMITH、新たにラスヴェガスでのレジデンシー・ショウが決定!

pic:Zack Whitford

昨年11月のレコード・ストア・デイにアナログ盤とカセットテープで発売され即完売となっていたAEROSMITHの貴重な初期リハーサル音源集「1971:THE ROAD STARTS HEAR」が、本日4月20日に日本でもCDとデジタルで発売された。

そして、そのAEROSMITHが今年6月から米ラスヴェガスでレジデンシー・ショウを行なうことが発表された。

※以下、メーカー・インフォメーションより。
 

結成50周年記念の一環として、グラミー賞を4度受賞しダイヤモンド認定を受けたロック界のレジェンド、エアロスミスが、2022年6月17日(金)より〈ドルビー・ライヴ・アット・パークMGM〉にて、再びラスベガス・レジデンシー公演『エアロスミス:デューシズ・アー・ワイルド(DEUCES ARE WILD)』を行うと発表した。この驚くべきショーは、〈ドルビー・ライヴ〉においてドルビーアトモスの音響で提供される最初のライヴ・コンサート体験となる。〈ドルビー・ライヴ〉は、ドルビーアトモスでライヴ音楽を楽しむための世界最先端技術を駆使したパフォーマンス会場の一つだ。同公演のチケットは、ticketmaster.com/aerosmith からオンライン購入が可能。全公演とも午後8時に開始予定となっている。

 

エアロスミス:デューシズ・アー・ワイルド

2022年6月:17日、20日、23日、26日、29日

2022年7月:2日、5日、8日 

2022年9月:14日、17日、20日、23日、26、29日 

2022年10月:2日、5日

2022年11月:19日、23日、26日、29日

2022年12月:2日、5日、8日、11日

AEROSMITH
「1971:THE ROAD STARTS HEAR」

2022年4月20日発売
CD品番: UICY-16056
価格: 2,750円(税込)
日本盤のみSHM-CD仕様

<収録曲>
01. Intro - Somebody
02. Reefer Head Woman
03. Walkin' The Dog
04. Movin' Out
05. Major Barbara
06. Dream On
07. Mama Kin
 

結成50周年を記念して、エアロスミス最初期の音源の1つである『1971: ザ・ロード・スターツ・ヒア』の日本盤CDが2022年4月20日に発売となった(デジタル・輸入盤は4月8日に発売)。

 

1971年に録音されたこの貴重な音源は、エアロスミスのアーカイブ保管庫〈ヴィンダルー・ヴォールツ〉で最近になって発見されたものだ。元々は2021年の〈レコード・ストア・デイ〉(RSD)に合わせて、カセット・テープとアナログ盤レコードのみが限定発売されていた。高い人気を集めたこのRSD限定版は即座に完売し入手困難となったが、全米ビルボード200にチャートインを果たし、トップ・ハード・ロック・アルバム・チャートで2位、トップ・ロック・アルバム・チャートで12位、アナログ・アルバム・チャートで13位、トップ・アルバム・セールス・チャートで19位を記録している。

 

このアルバムについては、下記のような絶賛のレビューも届いている。

 

「…バンドは粗削りだが、タイトでまとまりのある集団として機能しており、思いのままに曲を操っている。そしてこの1971年の時点ですら、スティーヴン・タイラーはスティーヴン・タイラーであり、叫び、吠え立て、甲高い声を上げ、ハーモニカでむせび泣きながら、急速に第一級のリード・シンガーになろうとしていた。彼らは既に偉大だったのだ」(ヴァラエティ誌)

 

微かにヒスノイズの入ったこのサウンドチェックを聴いて最も衝撃的だったのは、最初から彼らがどれほど完成され、どれほど練り上げられていたかということだ」(フラッド誌)

 

画期的な発見となったこの初期音源は、かの悪名高い移動車の所有者でエアロスミスのロードクルー役を一人で切り盛りしていたマーク・リーマンが、ジョー・ペリー所有のウォレンサック社製オープンリール式テープレコーダーを使い1971年に録音したもの。ここで聴けるのは、ボストンにあったエアロスミスのリハーサル・ルームで数人の選ばれた友人達を前に披露した演奏か、もしくは初期ライヴのサウンドチェック中にバンドが行ったリハーサルの様子だ。とにかく確実に言えるのは、ハングリー精神溢れる若きロック・バンドがコロンビア・レコードに見出されて契約を交わす1年前、そして彼らを史上最大級のロック・バンドへと押し上げる躍進のきっかけとなったメジャー・デビュー作『野獣生誕(原題: Aerosmith)』がリリースされる2年前のその姿が、このテープに収められているということ。本作のプロデュースを手掛けたのは、スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、スティーヴ・バーコウィッツとなっている。

 

『1971: ザ・ロード・スターツ・ヒア』には、未公開アーカイブ写真やオリジナル・カセットテープのレーベル画像が装丁に使用されているのに加え、ローリング・ストーン誌のデイヴィッド・フリックが執筆したライナーノーツには、長い間忘れられていたこの音源についてバンドが語った新たなインタビューやコメントを掲載。日本盤にはその全訳付き。本アルバムに参加しているのは、エアロスミスのオリジナル・メンバーと現役メンバー、つまり、スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、トム・ハミルトン、ジョーイ・クレイマー、ブラッド・ウィットフォードといった面々だ。この歴史的音源には、後に正式な形でレコーディングされ、1973年のメジャー・デビュー曲となった「ドリーム・オン」の初期ヴァージョンを含む、7曲の驚くべきトラックを収録。未来の〈ロックの殿堂〉入りメンバー達がキャリア初期に発揮していた、奔放な才能がそこに示されている。エアロスミスは、最初の発表から半世紀近くを経た後、同じ曲で再チャートインを果たした数少ないバンドの一つだ。その「ドリーム・オン」は、1973年に全米ビルボード・ホット100で59位を記録するヒットとなった後、2020年には再びハードロック・ストリーミング・ソング・チャートで4位を記録している。

 

本作には他にも、「サムバディ」「ムーヴィン・アウト」「ウォーキン・ザ・ドッグ」「ママ・キン」など、どれも後に彼らの画期的デビュー・アルバムに収録されることになる珠玉の楽曲群の初期音源を収録。さらに『1971: ザ・ロード・スターツ・ヒア』は、後に1979年のアルバム『ナイト・イン・ザ・ラッツ(原題: Night In The Ruts)』に収録された「リーファー・ヘッド・ウーマン」や、1986年にリリースされた『ライヴ・クラシックス(原題: Classics Live)』収録の「メジャー・バーバラ」等も含まれている。

「1971:THE ROAD STARTS HEAR」に収録された7曲のレア音源は最近AEROSMITHの保管庫から発見されたもので、バンドが『Columbia』とのレコード契約を得る1年前に、地元ボストンのリハーサル・ルームやライヴのサウンドチェックの際に、ジョー・ペリーの所有していた『Wollensak』社のオープンリール式テープレコーダーで、バンドのロード・クルーのマーク・レーマン氏によって録音された。

このEPのインナースリーヴには、バンドの未公開写真やオリジナルのテープボックスの写真が掲載され、『ROLLING STONE』誌のデイヴィッド・フリック氏によるライナーノーツにはこの貴重な音源に関するバンドの新しいインタビューやコメントが含まれているという。

『1971: ザ・ロード・スターツ・ヒア』には、未公開アーカイブ写真やオリジナル・カセットテープのレーベル画像が装丁に使用されているのに加え、ローリング・ストーン誌のデイヴィッド・フリックが執筆したライナーノーツには、長い間忘れられていたこの音源についてバンドが語った新たなインタビューやコメントを掲載。日本盤のみSHM-CD仕様で、デイヴィッド・フリックによる英文ライナーノーツの全訳も掲載。本アルバムに参加しているのは、エアロスミスのオリジナル・メンバーと現役メンバー、つまり、スティーヴン・タイラー(vo)、ジョー・ペリー(g)、トム・ハミルトン(b)、ジョーイ・クレイマー(ds)、ブラッド・ウィットフォード(g)といった面々だ。この歴史的音源には、後に正式な形でレコーディングされ、1973年のメジャー・デビュー曲となった「ドリーム・オン」の初期ヴァージョンを含む、7曲の驚くべきトラックを収録。未来の〈ロックの殿堂〉入りメンバー達がキャリア初期に発揮していた、奔放な才能がそこに示されている。エアロスミスは、最初の発表から半世紀近くを経た後、同じ曲で再チャートインを果たした数少ないバンドの一つだ。その「ドリーム・オン」は、1973年に全米ビルボード・ホット100で59位を記録するヒットとなった後、2020年には再びハードロック・ストリーミング・ソング・チャートで4位を記録している。

 

本作には他にも、「サムバディ」「ムーヴィン・アウト」「ウォーキン・ザ・ドッグ」「ママ・キン」など、どれも後に彼らの画期的デビュー・アルバムに収録されることになる珠玉の楽曲群の初期音源を収録。さらに『1971: ザ・ロード・スターツ・ヒア』は、後に1979年のアルバム『ナイト・イン・ザ・ラッツ(原題:Night In The Ruts)』に収録された「リーファー・ヘッド・ウーマン」や、1986年にリリースされた『ライヴ・クラシックス(原題:Classics Live)』収録の「メジャー・バーバラ」等も含まれている。

 

画期的な発見となったこの初期音源は、ジョー・ペリーが持っていたウォレンサック社製のオープンリール式テープレコーダーを使い、かの悪名高い移動バンの所有者であり、エアロスミスのロードクルー役を一人で切り盛りしていたマーク・リーマンが1971年に録音したもの。ここで聴けるのは、ボストンにあったエアロスミスのリハーサル・ルームで数人の選ばれた友人達を前に披露した演奏か、もしくは初期ライヴのサウンドチェック中にバンドが行ったリハーサルの様子だ。とにかく確実に言えるのは、ハングリー精神溢れる若きロック・バンドがコロンビア・レコードに見出されて契約を交わす1年前、そして彼らを史上最大級のロック・バンドへと押し上げる躍進のきっかけとなったメジャー・デビュー作『野獣生誕(原題:Aerosmith)』がリリースされる2年前のその姿が、このテープに収められているということ。本作のプロデュースを手掛けたのは、スティーヴン・タイラー、ジョー・ペリー、スティーヴ・バーコウィッツとなっている。

 

〈ロックの殿堂〉入り(*2001年)を果たし、これまでに全世界で1億5,000万枚以上のアルバムを売り上げ、近く結成50周年を迎えるエアロスミスは、「アメイジング」「クレイジー」「ジェイニーズ・ガット・ア・ガン」「リヴィング・オン・ジ・エッジ」「エレヴェイター・ラヴ」など、ジャンルを超越した数々のミュージック・ビデオを制作してきただけでなく、記録破りの豪華なグローバル・ツアーを展開し、ごく近年ではラスベガスでのレジデント公演でも大成功を収めている。また、彼らは、ヒップホップ・グループのRUN D.M.C.とコラボレーションした「ウォーク・ディス・ウェイ」により、ラッパーとのコラボで商業的に大きな成功を収めた最初のロック・バンドとなり、2001年にはスーパーボウルのハーフタイム・ショーに出演した初のハードロック・バンドとなるなど、様々な境界線を打ち破ってきた。そして1999年には米フロリダのディズニー・ワールドに、後には仏パリのディズニー・ランドに、エアロスミスの名曲の数々をランダムに聴きながら疾走するコースター型アトラクション『ロックンローラー・コースター』が登場。ディズニー・アトラクションのテーマに採用された初めてのバンドともなっている。

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