RUSHのアレックス・ライフソンが女性ヴォーカルのニュー・バンドENVY OF NONEで4月にデビュー・アルバムを発表!

Mariah Wynne<vo>, Alex Lifeson<g>
Alf Annibalini<g,key>, Andy Curran<b>

RUSHのアレックス・ライフソン<g>が女性シンガーのマイア・ウィン<vo>、アルフ・アニバリニ<g,key>、CONEY HATCHのアンディ・カラン<b>と組んだニュー・バンドENVY OF NONEで4月8日にデビュー・アルバム「ENVY OF NONE」をリリースする。

このアルバムからはすでに”Look Inside”と”Liar”の2曲が公開されている。
Envy Of None
- Look Inside

 
Envy Of None
- Liar (Official Lyric Video) from debut album Envy Of None

 

アンディ・カランは言う。
「”Shadow”という曲の初期ヴァージョンをマイアに送ったんだ。そして、彼女が歌を入れて送り返してきたものを他のメンバーに聴かせたところ、『このめちゃくちゃ才能のある人は誰だよ!?』って感じでね」

アレックス・ライフソンも彼女の才能を絶賛する。
「マイアは僕のミューズ(ギリシャ神話に登場する音楽と詩の女神)になった。彼女は独自のセンスで”Liar”や”Look Inside”といった曲に新鮮で優美な要素を持ち込んでくれたんだ。”Never Said I Love You”での彼女の歌声を聴いた時は本当にエキサイトしたよ。今まで一緒に仕事をしたミュージシャンで、あんなタイプのインスピレーションを与えてくれた人はいなかった。僕達は『彼女は特別だ』と言うけど、マジで本当に特別なんだよ」

一方、マイアはこう語る。
「これらの曲が大好きな理由の1つはその親密さなの。違った気分になれるし、より正直になれるのよ。もっとヘヴィな曲もいくつかあるけどね。”Enemy”とか。あと、”Kabul Blues”なんかは他のどの曲とも違う響きを持っているし」

アレックスによれば、アルバムのラストを飾る”Western Sunset”は今は亡き盟友ニール・パートに捧げられたものだという。
「ニールが病気と闘っていた時、彼に会いに行ったんだ。で、彼の部屋のバルコニーから沈みゆく夕陽を見ていてインスピレーションが湧いたんだよ。夕陽の終末感というものがずっと僕の頭の中に残っていた。様々な曲が登場した後にリラックスするには完璧なムードを持っているし、良い形で本を閉じることができる曲だ」

ENVY OF NONE
「ENVY OF NONE」

2022年4月8日発売

<収録曲>
01. Never Said I Love You [04:06]
02. Shadow [03:21]
03. Look Inside [04:44]
04. Liar [03:13]
05. Spy House [02:23]
06. Dog's Life [04:36]
07. Kabul Blues [03:12]
08. Old Strings [05:15]
09. Dumb [04:19]
10. Enemy [04:16]
11. Western Sunset [02:25]

ENVY OF NONE is:
Alf Annibalini - Guitar, Keyboards, Programming
Andy Curran - Bass Guitar, Synthesized Bass, Programming, Guitar, Background Vocals, Stylophone
Alex Lifeson - Guitar, Mandola, Banjo, Programming
Maiah Wynne - Lead Vocals, Background Vocals, Keyboards
 
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