メタルを聴くために設計されたメタル・ファンによるメタル・ファンのためのヘッドフォンが登場！

ヘヴィ・メタル・ミュージックはもっと良質のヘッドフォンで聴かれるべきだと考えるメタルヘッドたちによって設計・開発された新たなヘッドフォン、その名もHeavysが間もなく発売される。

ニューヨークの本社、ドイツのエンジニアリング、スイスのデザイン、デンマークのスピーカー製造と、まさにグローバルな環境の中で生み出されたHeavysは、高級ヘッドフォンで知られる『ゼンハイザー（Sennheiser）』社でハイエンド・オーディオを担当していたアクセル・グレル氏が設計を担当。数々の興味深いコンセプトを導入したヘッドフォンとなっている。

『Heavys』の創設者／CEOのジョナサン・ハブシュシュ氏は語る。
「多くのヘッドフォンが片側1ドライバーであるのに対し、Heavysは4ドライバーを搭載していて、その4つがそれぞれが異なる周波数にフォーカスすることができます。1つで低域、中域、高域のすべてに対応しようとする必要はありません。特にヘヴィ・メタルの独特で複雑なサウンドには最適です」

Heavysは、左右の8つのドライバーに加えて、心理音響テクノロジーを導入。特定の音量で周波数を鳴らすことで、音楽がよりラウドであるように感じさせながらも、耳に負担をかけない設計になっている。

「私たちの技術は、耳に高い音圧をかけることなく、とてもラウドに音楽を聴くことを可能にします。より良い音で、より安全に音楽を聴くことができるのです」とグレル氏は語る。

さらに、Heavysはツイーター（高音域用スピーカー）を耳の側面ではなく、前面に配置している。

「私たちの外耳道は、何千年もの進化を経て生み出された壮大な工学の結晶です。私たちは、音楽が真正面から届くと、最もよく聞こえるのです。Heavysの各スピーカーの配置と音響設計は、まるでライヴ・ショウのような、ナチュラルで聴き手の正面に広がる音場を生成します」

Heavysヘッドフォンは、アメリカのクラウドファンディング・サイト『Kickstarter』にて早期割引価格149ドル～（約1万7,000円～）で予約を受け付けている。発送は8月頃の予定。現時点で出資者は1,300人を超え、約2,600万円（達成率1100%）が集まっている。詳しくはこちら