DELAINからダイアナ・リア〈vo〉が脱退、バンドは予想しなかった新形態へ…一方で旧シンガー達にも新たな動きが
オランダのシンフォニック・メタル・バンド、DELAINにまたも人事異動が発生した。
ここまでの流れをおさらいすると──2021年に絶対的歌姫シャーロット・ウェッセルズを始めとした、マタイン・ウェスターホルト〈key〉以外の全員が脱退。当初マタインのソロ・プロジェクトとして再出発することが公表されたものの、出戻りメンバーなどを含むバンドとしての新編成が組閣された。
その新生DELAINを組むにあたっては、ルーマニア出身のダイアナ・リアが自ら熱烈にアピールすることによって採用が決定。アルバム「DARK WATERS」が2023年にリリースされた。それから3年が経過した今回、そのダイアナが脱退。新曲入りの企画盤EP「DANCE WITH THE DEVIL」(2024年)はあったものの、彼女を含むラインナップによるアルバムは1枚で終わってしまった。
早速、DELAINの今後についても発表されたのだが、なんと専任ヴォーカリストを探すことなく、曲によって都度都度ゲスト・シンガーを迎えるという新形式に移行。スタジオ・レコーディングのみならず、ライヴでもその形式を採るのだという。ダイアナの脱退発表と同時にリリースされた “We Are Fire” にて、その形式がいきなりこれ以上ない程わかりやすく提示された。
この曲を歌うのは3名。ファビエンヌ・エルニ(ELUVEITIE/ILLUMISHADE)、ノア・グルマン(SCARDUST)、パオロ・リバルディーニ(LEVERAGE)と、いずれも本業のバンドやソロ活動を進めている実力者ばかり。某メタル・オペラ・プロジェクトをも彷彿させる贅沢な編成だ。今後発表予定の新作には、デビュー作「LUCIDITY」(2006年)にも参加していたマルコ・ヒエタラ(元NIGHTWISH他)とシャロン・デン・アデル(WITHIN TEMPTATION)も再登板しているのだという。
一方、脱退したダイアナはすでにDYYAなるソロ・プロジェクトを始動させており、今年2月から続々と新マテリアルを公開している。こちらがDELAIN脱退公表の直前に登場した最新曲 “Too Tired To Be Dead” だ。
また、かつての看板シンガーであるシャーロットは、自身のソロ・プロジェクトから発展したTHE OBSESSIONを従えてのニュー・アルバム「MUTE SWAN EMPIRE」を、2027年2月5日にリリースすることが決定している。気候変動や社会的不正をテーマにしたストーリー・アルバムになるとのこと。
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