ディーノ・カザレスの100&支配体制でさらにメカニカルかつ重量級に進化した新生FEAR FACTORY、待望の新曲 “Roboticist” を発表!
約5年ぶりという期間の長さもさることながら、ファンにとって今回の新曲は待望も待望だったはず。何しろもうこの10数年、FEAR FACTORYには常に混乱がつきまとう状態が続いていた。実質的にバートン・C・ベル〈vo〉とディーノ・カザレス〈g〉の2人プロジェクトのような状態になっていたり、旧メンバーとの訴訟沙汰になったり、2021年にアルバム「AGGRESSION CONTINUUM」が発表された時にはベルがすでに脱退していたり、カザレスにはDIVINE HERESYを始めとする課外活動もあったりと、バンドがまともに動くのかどうかもよくわからない状況だったのだ。
2023年からは、DEAD CHANNELで活動するイタリア人シンガー:ミロ・シルヴェストロ、現代型スラッシャーHAVOKのドラマーでもあるピート・ウェバーを迎え入れ、カザレスがバンド名の所有権を100%主張する新生FEAR FACTORYが成立(ベースは約10年在籍しているSTATIC-Xのトニー・カンポスだが、近年はライヴ時に別のベーシストが参加することが多い)。フェスティヴァル出演などで健在ぶりを見せつけ、昨年よりいよいよ新作のレコーディングを開始。そうしてようやくの1stシングル・リリースにこぎつけたわけである。
今回の “Roboticist” はいかにもFEAR FACTORYらしい無機質&無慈悲なサウンドだが、しっかり “今の” メタルと戦える要素も備えている。特にライヴでの過去曲の見事な再現ぶりで高く評価されていたシルヴェストロの存在感が顕著で、彼のヴォーカル・ラインはベルの冷酷無比な声に比べて、クリーン・ヴォイスの部分でメタルコアなどを通過してきた世代らしいキャッチーさを垣間見せるなど、新曲を作るに当たって自分らしさをいよいよ出してきたという印象だ。
新しいアルバムでは8弦ギターを使うと予告していたカザレスは、このMVでも新たに製作されたキーゼル製シグネチュア・ヘッドレス・ギターを誇らしげに使用。かつて7弦ギターの使い方において新たなスタンダードを作り上げた先駆者、ここにきてまた新次元の極太重音の追求に走るか!?
FEAR FACTORY
“Roboticist”
2026年8月29日リリース
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