メタル人脈との親交で知られる米俳優兼SSWのカート・デイマーが自殺防止啓発の意味を込めてジェフ・テイトとのデュエットによるQUEENSRŸCHE“Silent Lucidity”のカヴァーをシングル・リリース。荒れる米国社会への癒やしの詩をデュエットで切々と歌い上げるMVを公開!
俳優業と並行して現在はインディペンデントな音楽活動にも熱意を注いでいるカート・デイマーは2021年発表のミュージシャンとしてのデビューEP「WORK HARD, ROCK HARD」にBON JOVIのフィル・Xやジェフ・テイトがゲスト参加したいたり、フィル・Xをフィーチュアしたバンドでそのジェフ・テイトやTESLA、イングヴェイ・マルムスティーン、DROWNING POOLのツアー・サポートを務めたり、とメタル人脈との交流を盛んに行なっているが、今回再びジェフ・テイトをゲストに招いてQUEENSRŸCHEの90年大ヒット・バラード“Silent Lucidity”のカヴァーをシングル・リリース。米国における自殺増加の現実に向き合って問題解決に向けてのポジティヴなメッセージを込めたMVが公開された。
心の平安に至る道を描き出していくあの美しいバラードを本家ジェフ・テイト主役のデュエットで歌い上げていくスタジオ風景を捉えたMVには、カートの音楽活動をサポートしているフィル・Xも登場して渾身のエモーショナルなギター・ソロ演奏姿を披露している。
啓発の意図に従って全編に淡々と流れていくメッセージの全文を以下に訳出しておきます。
「世界で年間70万人の自殺者数のうち米国人がおよそ5万人にのぼり、警察官の死亡原因は職務中の殉職よりも自殺による死亡の方が多い。退役軍人の自殺者は毎日平均20人。自殺で亡くなる男性は女性の4倍。米国では14分ごとに男性が自殺で亡くなっている。10代の若者の20%以上が自殺を真剣に考えたことがあるが、自殺は年齢、経済状況、民族といったあらゆる境界を超越する。PTSDは自殺リスクを54%増加させる。自殺者の半数は50歳未満で亡くなっている。
自殺は予防可能です。
自殺は15歳から24歳までの若者の死因の第3位、そして25歳から34歳までの死因の第2位。自殺率は2000年以降約36%増加した。自殺者の70%は白人男性。米国の自殺率は105カ国中38位。米国では50%の人に自殺で亡くなった知人がいる。女性の自殺で最も一般的な方法は薬物中毒。男性は銃器による自殺。米国における自殺の半数以上は銃器によるもの。
自殺について話すことが誰かを自殺に駆り立てるわけではありません。うつ病と自殺リスクの警告サインを認識してください。自殺について率直かつ淡々と話してください。自殺をほのめかす発言を真剣に受け止め、自分の直感を信じてください。
精神疾患は最大の危険因子です。薬物やアルコールは自殺のリスクを高めます。自殺を秘密にしておくことを決して約束せず、支援を求めてください。自殺未遂は総て本人が死ぬ意思を持っているものとして扱われなければなりません。自殺は遺伝とは無関係です。
愛する人の支援システムに積極的に参加しましょう。友人や家族との強い繋がりは自殺リスクの低減に大きな役割を果たします。専門家の助けを求めることを奨励すします。関わり、協力し、関心を示してください。自分自身を大切にし、苦しんでいるかもしれない人に手を差し伸べましょう。困っている人を助けることができます。
自殺願望のある人のほとんどは必死に生きたいと願っています。私たちは皆、自殺についてもっと話し合う必要があります」
2021年発表のデビュー・シングル、PINK FLOYDのカヴァー“Have A Cigar”のMVはこちら。こちらでもフィル・Xが大活躍。ドラムはPRIDE & GLORY、B'z、TAK MATSUMOTO GROUP、WHITESNAKEなどなど百戦錬磨の実績を持つブライアン・ティッシー。
同じく2021年発表セカンド・シングル、ジェフ・テイトとのデュエットによる“Burn Together”のMVはこちら。
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