TRIVIUMがオール新曲の3曲入りEP「STRUCK DEAD」をリリース。脱退したアレックス・ベント(ds)最後の大活躍!
10年近く在籍したアレックス・ベント(ds)が突然脱退、臨時にSEPULTURAのグレイソン・ネクルトマンを起用して“Aftershock”フェスティヴァルのステージを乗り切ったのち、元THE FACELESS~WHITECAPELのアレックス・リュディンガーの正式加入を発表、と想定外に激動の10月を過ごしたTRIVIUM。
ニューEP「STRUCK DEAD」のリリースは予定どおり行なわれ、ここではベント在籍時のラインナップによる新曲3曲が発表されている。
ベント突然の離脱についてはバンド側から「友好的」との説明が公表されているもののその真相ははっきりしないが、ニューEPがベントのドラムの大活躍をフィーチュアした内容なのは皮肉な結果に感じられる。
ともあれバンドはリュディンガーを迎えた新ラインナップでツアーの継続および新作アルバム制作に取りかかる予定を公言しているのでファンは安心を。
……と少々バタついていたTRIVIUMだが、いまは彼らのメタルコア的原点を思い起こさせるような険しくストレートな激情要素が随所に詰め込まれた「STRUCK DEAD」EPを存分にご堪能ください。
TRIVIUM
「STRUCK DEAD」EP(VINYL)
Roadrunner Records
2025年10月31日発売(海外)
02. Struck Dead
03. Six Walls
ちなみにEPリリースに合わせてなんかマーチが「SHOGUN 将軍」(2008年)のとき以来の強烈にオリエンタルな空気に染まってます。こ、これはファン的にはイケてるんでしょうか……? グッときたファンは公式ストアにGo!
なお、グレイソン・ネクルトマンを起用して敢行した“Aftershock”フェスティヴァルのステージでSEPULTURAの“Slave New World”のカヴァーを演奏する貴重な映像がマシュー・キイチ・ヒーフィ(vo, g)のYouTube公式チャンネルで公開されている……のだが、マシューさん、YouTubeのオートダビング機能オンはとてもありがたいのですが、日本語翻訳読み上げがなんかたぶん意図していないギャグを勝手にかましてる気が……お気づきでしょうか?(視聴時に自動翻訳の日本語音声が笑かしてくる場合はオリジナル音声=英語への切替を)
とりあえずバンドのエネルギーとオーディエンスの熱狂はひしひしと伝わってきます。日本でお待ちしていますよ!
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