長年の裏方仕事を経てソロ名義活動を再開したスティーヴ・プランケットがAUTOGRAPHの84年全米ヒット作「SIGN IN PLEASE」のリメイク・アルバム「TURN UP THE RADIO 2025」を発表!
メインストリーム・メタル華やかなりし84年にLAから登場し、デビュー曲“Turn Up the Radio”およびファースト・アルバム「SIGN IN PLEASE」の全米ヒットをいきなり生み出した“LAメタルの時代の象徴”的存在AUTOGRAPH。バンドはその後解散と再結成を繰り返し現在は80年代のメンバーが一人もいない編成で活動を続けているが、そもそも創設メンバーでメイン・ソングライターだったスティーヴ・プランケット(vo, g)は89年のAUTOGRAPH解散以降はソングライターやプロデューサー、テレビや映画の音楽制作などの裏方仕事メインの活動に移行して大成功を収め、91年発表ソロ名義のデビュー作「MY ATTITUDE」以降長い間、自らがロック・シーンの表舞台に立つ意欲は見せなかった。
そのスティーヴが33年ぶりとなるソロ名義2作目「STRAIGHT UP」を発表したのが昨年2024年。同作はAUTOGRAPHデビュー当時のイメージを大いに意識したアートワークとメロディック・ハード・ロック・サウンドで話題となったが、早くも登場した復活第2弾アルバムはデビュー・アルバム「SIGN IN PLEASE」のリメイク・アルバムとなり、いにしえのAUTOGRAPHの歴史に真っ正面から向き合う姿勢を明確にしている。

STEVE PLUNKETT
「TURN UP THE RADIO 2025」(Amazon Mp3)
Cleopatra Records 発売中(海外)
01. Send Her To Me
02. Turn Up The Radio
03. Nighteen And Non-Stop
04. Deep End
05. Friday
06. My Girlfriend's Boyfriend Isn't Me
07. All I'm Gonna Take
08. Cloud 10
09. Thrill Of Love
10. In Tthe Night
少し落ち着いた感じにはなっていますがポップなキラキラ感はあちらこちらに残っていますね。それがプランケット・クオリティ!
オリジナルのAUTOGRAPH“Turn Up The Radio”のMVはこちら。ザ・80年代!
現行AUTOGRAPHも当然このヒット曲をライヴ演奏していますが、00年代の再結成以降キーボード奏者がいなくなってしまってるせいか、なんかちょっと逞しくなってしまってます……。オーディエンス撮影の2022年のライヴ演奏。



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