グレン・ヒューズが“最後のソロ名義作品”となる可能性をほのめかしている新作「CHOSEN」は9月5日発売。新曲“Voice In My Head”のリリック・ビデオ公開

 THE DEAD DAISIESとの活動を終えて現在はジョー・ボナマッサ(g)、ジェイソン・ボーナム(ds)、デレク・シェリニアン(key)らとのプロジェクトBLACK COUNTRY COMMUNIONの活動に熱意を注いでいるグレン・ヒューズ(73)がソロ名義では9年ぶりとなる15作目「CHOSEN」を発表するが、グレンはこれが最後のソロ・アルバムになることを示唆している。

CHOSEN
〈NEW ALBUM〉
GLENN HUGHES
「CHOSEN」(CD)

ワードレコーズ

2025年9月5日発売


 
01. Voice In My Head/ヴォイス・イン・マイ・ヘッド
02. My Alibi/マイ・アリバイ
03. Chosen/チョーズン
04. Heal/ヒール
05. In The Golden/イン・ザ・ゴールデン
06. The Lost Parade/ザ・ロスト・パレード
07. Hot Damn Thing/ホット・ダム・シング
08. Black Cat Moan/ブラック・キャット・モーン
09. Come And Go/カム・アンド・ゴー
10. Into The Fadeイントゥ・ザ・フェイド 
〈※日本盤限定ボーナストラック〉
11. Come And Go(Acoustic Version)/カム・アンド・ゴー (アコースティック・ヴァージョン)

Glenn Hughes(b, vo)
Soren Andersen(g)
Ash Sheehan(ds)
Bob Fridzema(key)

グレン・ヒューズ「「これが最後のソロ・アルバムになるかもしれない。レーベルからもう1枚作るべきだと提案され、彼らにアルバムを返す義務があったのでそれなら仕方ないと割り切って受け入れることにした。ソロ・アルバムは私にとって非常にパーソナルなものなので、何か伝えたいことがあるときに作るのが好ましい。ジャンルについてはもう考えない。ただ『これは自分の中でどう響くか』と考えるだけ」

制作の経緯に関してはこのように前向きにも消極的にもとれる発言をしているが、「CHOSEN」の内容はグレンのこれまでのソロ・キャリアの総括を思わせる熱くてメロディックなハード・ロック・アルバム。しばらく封印していたソロ名義での活動を90年代に再開したころ盛んに言っていた「オレのやりたいことはオレのやりたいこと、仕事は仕事」的姿勢がまったく変わっていないらしきところが微笑ましい。そして引き受けた仕事は常に完璧に仕上げてくる強力な職人魂も健在だ。

年齢が年齢ゆえ心配せずにはいられない「引退」の意図は現在BLACK COUNTRY COMMUNIONのヨーロッパ・ツアーを終えたばかりのグレンにはまったくないようなのでご安心を。

さる2025年6月21日、フランスのメタル・フェス“Hellfest 2025”出演時の熱気あふれるライヴ映像はこちら。

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