FIREHOUSEが新ヴォーカリスト、ネイト・ペック加入後初の新曲“Mighty Fine Lady”を発表
2024年4月5日にガンで世を去ったC.J.スネア(vo)の後任としてFIREHOUSEに迎え入れられたのは、アイドル・オーディション番組『アメリカン・アイドル』シーズン21(2023年)で審査員満票の“ゴールデン・チケット”を獲得したミシガン州出身のネイト・ペック。ネイトはすでにC.J.の手術後療養中から彼の代役としてFIREHOUSEのライヴ・ステージに立っており、C.J.没後ひと月後に正式加入が発表されて以降かなりの回数のライヴをこなしてきている。
ビル・レヴァティ(g)「ロビー・ロクナー(JACK RUSSELL'S GREAT WHITE)のアドヴァイスでネイトを知った。私は『アメリカン・アイドル』は観ないから。でも、ネイトのインスタグラムをチェックしたら彼が史上最高の歌手たちの曲を完璧に歌いこなしている動画があって、それが本当に素晴らしかったんだ。それで彼に電話して、C.J.が戻ってくるまでの代役を頼んだ。ネイトとはリハーサルも一切ないままで“New England Rock Fest”(2023年)に臨んだ。当日の長いサウンド・チェックが彼の初ライヴだったけど、彼は本当に素晴らしいパフォーマンスを披露したよ。緊張していたのは明らかだったが完璧にこなした。私は入院中のC.J.にその動画を送って電話で話した。C.J.は『あの男すごいな。ビル、あいつが“君の人”だよ』と言ったんだ」
2023年“New England Rock Fest”の告知(フェス公式インスタグラムより)
その後C.J.の病状は悪化し、復帰計画は実現することなく2024年4月5日に息を引き取った。
C.J.公認の新たなフロントマン、ネイトをフィーチュアしたラインナップで初となる新曲“Mighty Fine Lady”は、現時点ではバンドの公式ウェブサイトのみの配信となっている。すでに新ラインナップによるライヴを重ねてきているとはいえ、押しも押されぬバンドの支柱だったC.J.を失ったFIREHOUSEの慎重な姿勢と、熱狂的支持者が多いことで知られるファンへの心遣いからであろうか。
とにもかくにも新生FIREHOUSEの本格始動だ!




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