SMITH / KOTZEN:ロサンゼルスにて誕生したエイドリアン・スミス&リッチー・コッツェンのユニット健在なり! 山火事の影響で1ヵ月遅れてのリリースとなった4年ぶりの2ndアルバム「BLACK LIGHT/WHITE NOISE」の全貌を2人が徹底的に語った個別インタビューを完全掲載!!

ロサンゼルスにて誕生したエイドリアン・スミス&リッチー・コッツェンのユニットが年開けにロサンゼルスを襲った災害を乗り越えてファン待望の2ndアルバムをリリース!
ちょっと意外な顔合わせながら抜群のケミストリーを発揮して世界を驚かせた2人が4年ぶりに発表する「BLACK LGHT WHITENOISE」で目指したものとは…?

「SMITH/KOTZENが待望の復活! セカンド・アルバム『BLACK LIGHT/WHITE NOISE』を2025年3月7日にリリース!!」という嬉しい知らせが届いたのは昨年11月のことだった。しかも、今度は日本盤も出るという。
思い返せば4年前の2021年3月、1stアルバム「SMITH/KOTZEN」を引っ提げて登場したSMITH/KOTZENには少なからず驚かされたものだった。世界的名声を恣にするヘヴィ・メタル・バンドIRON MAIDENでトリプル・ギターの一角を担うイギリス人のエイドリアン・スミスと、かつてはPOISONやMR.BIGへの参加歴があり、近年はソロとTHE WINERY DOGSの両輪で活躍してきたアメリカ人のリッチー・コッツェンががっぷり四つに組んで、ブルージーなハード・ロックを奏で、お互いに素晴らしいヴォーカルとギターを聴かせている。私自身は、リッチーの見事な歌いっぷりにはこれまでも度々感動させられてきたが、エイドリアンがこれほどまでに魅力的なブルーズ・シンガーであるとは思っていなかったので、衝撃と感激の度合いも跳ね上がったというわけだ。一体いつ、どこに、この強力なタッグが生まれるきっかけがあったのか?
なんでも、世界中を飛び回る生活の中でもアメリカで過ごす時間が長くなっていたエイドリアンは2013年頃からロサンゼルスに住むようになり、“ミュージシャン全員が知り合い”の当地のコミュニティでリッチーとも出会って友達になっていたのだという。そして、2018年のクリスマスにエイドリアンの家で開かれたパーティーでお互いのルーツともなっている70年代のブルージーなロックをジャムったところ、プレイヤーとしてもすっかり意気投合。その様子を見ていた妻にも背中を押され、一緒に曲を書いてみたら、これまた素晴らしいケミストリーがあるのを感じて作業はトントン拍子に進み……というわけで、2人でアルバムを作ろうと決意したのが2019年のことだった。2020年2月にレコーディングを行ない、ケヴィン・シャーリーがミックスを手掛けて仕上げたアルバム「SMITH/KOTZEN」を2021年3月に発表。同年11月の“レコード・ストア・デイ”のために4曲入りEP「BETTER DAYS」をリリースし、2022年1月にアメリカ西海岸、2月末から3月上旬に掛けて英国7ヵ所を廻るショート・ツアーを行なったSMITH/KOTZENは、そのライヴ音源5曲を先のEPに加えた「BETTER DAYS...AND NIGHTS」を2022年9月に発売している。(いずれも日本未発売) ちなみにライヴのバンド・メンバーとして加わったのは、リッチーの妻でVIXENのベーシストでもあるジュリア・レイジと、ANGRAのドラマーでもあるブルーノ・ヴァルヴェルデだった。
勿論その間もそれからも、各々の“母体”での活動は忙しく続いていて、リッチーはTHE WINERY DOGSの「Ⅲ」に伴うツアーで2023年11月に、エイドリアンはIRON MAIDENの最新作「SEN­JUTSU」を引っ提げての『THE FUTURE PAST WORLD TOUR』で2024年9月に、それぞれ日本を訪れて観衆を沸かせたのも記憶に新しい。リッチーは昨年9月に最新ソロ・アルバム「NOMAD」をリリースしており、IRON MAIDENは日本を発った後も北米、南米と廻って、12月にブラジル・サンパウロで2024年のツアーを終えている。
そんな中で、SMITH/KOTZENがアルバム1枚限りのユニットではなく存続する意思があると知らされ、本誌では是非2人を表紙にフィーチュアして巻頭特集を……と目論んでいた矢先、今年の年明けに起きたのがロサンゼルスでの山火事だ。これがなんとエイドリアンの自宅も直撃し、緊急避難を余儀無くされた彼はアルバムのプロモーションどころではなくなってしまった。そのため、リリース日も当初の予定から1ヵ月遅らせて4月4日に変更されたのだが、そうこうするうちに何とか新しい家に移って生活を立て直したエイドリアンもプロモーション活動に乗り出し、こうしてインタビューに登場してくれたというわけだ。
Zoomなのに何故か“映像無し”だったので表情や周囲の様子は見えなかったが、声から判断する限りはすこぶる元気そう。「火がどんどん迫ってきていたので、持ち出せるものだけを持ち出して逃げ出すしかなかった」ということで、大事に保管していた古いギターの何本かは救出したものの、全部は持ち出せなかったと残念そうだったが、命あっての物種、本人もご家族も無事で本当によかった。こんなことがあっても、やはりロサンゼルスを気に入っているようで「しばらくはここに留まるつもりだ」というエイドリアン、英国人の彼にとっては「天気もいいしね」というのが一番の理由かもしれないが、SMITH/KOTZENを生んでくれたのがロサンゼルスという地だと思えば、それはすなわちこの類い稀なるユニットがまだまだ続くという宣言にも思えて心強い。
 

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THE WORLD'S HEAVIEST HEAVY METAL MAGAZINE

BURRN! 2025年5月号

<EXCLUSIVE COVER STORY:巻頭特集>

◆SMITH/KOTZEN

ロサンゼルスで誕生した異色ユニットが4年ぶりとなる2ndアルバムをリリース!

エイドリアン・スミスとリッチー・コッツェンが個別インタビューで制作の裏側を激白!!

 

<EXCLUSIVE LIVE REPORT:海外ライヴ・リポート>

◆THE HALO EFFECT

11月来日が決定したメロデス界スーパー・バンドのフィンランド公演をリポート!

 

<EXCLUSIVE INTERVIEW:インタビュー記事>

◆HAREM SCAREM

初期へと回帰し、至福のメロディ躍る5年ぶりの新作「CHASING EUPHORIA」完成!

◆THE DARKNESS

4年ぶりの新作「DREAMS ON TOAST」制作秘話をジャスティン・ホーキンスが語る!

◆DESTRUCTION

ジャーマン・スラッシュ・メタルのレジェンドが16作目「BIRTH OF MALICE」発表!

◆Mardelas

記念のワンマン・ライヴも決定、メジャー・デビュー10周年の節目を迎えた心境を激白!

◆THE WILDHEARTS

どん底から這い上がり、自分の居場所を見出すまでの旅路を綴った新作を携えて復活!

◆BLOODYWOOD

インドから登場した規格外バンド、全世界待望の第2作「NU DELHI」の全貌を明かす!

◆VALKYRIE ZERO

大阪のスラッシュ・メタル4人組がバンド存亡の危機を乗り越えてミニ・アルバム発表!

◆SPIRITBOX

新時代の顔役が本誌初登場、コートニー・ラプランテが明かした新作の制作背景とは!?

◆Boris

多彩な音楽性の中に“Heavy Rocks”を貫く日本屈指のバンド、名盤「PINK」20周年!

◆Sheglapes

幅広いスタイルでドラマティックなHM/HRを聴かせる大阪のバンドが2ndを発表!

 

<SPECIAL EDITION:特別企画>

◆現地報告:LA山火事リポート

LAを襲った恐るべき大火事の実態をジョン・ハーレル本誌特派員が現地からリポート!

◆短期集中連載『Dream Weaver:夢を編む人~ミスター・ウドー物語』

多くのアーティストに敬愛された伝説のプロモーターの実像に迫る特別連載、第4回!

◆特別連載『Remembering Ronnie James Dio : Brother, Father, Teacher, Friend』

シャリー・フォグリオ記者が周辺の人々に取材して綴るロニー回想録、第56回!

◆特別連載『TALES FROM THE FRONTLINE』

英国人記者ハワード・ジョンソンの回顧録:WAYSTED

 

<SPECIAL LIVE REPORT IN JAPAN:ライヴ・リポート>

◆MR.BIG

奇跡のアンコール2公演、特別なセットリストで繰り広げたフィナーレ……カラー10P!

◆IMPELLITTERI

クリス・インペリテリ率いるバンドがポール・ボスタフを迎えた布陣で6年ぶりに来日!

◆DARK TRANQUILLITY

約10年ぶりに来日し、満員の会場を熱狂させたメロディック・デスのオリジネイター!

◆LOVEBITES

ヘヴィ・メタル・バンドとしてのコアの部分を見せ付けたライヴを熱血リポート!

◆LORNA SHORE

ニュージャージー出身の5人組が一夜限りの東京公演で体現してみせたメタルの“今”

 

<SPECIAL INTERVIEW IN JAPAN:来日インタビュー>

◆MICHAEL AMOTT [ARCH ENEMY]

プロモーション来日したマイケル・アモットに本誌編集長がロング・インタビュー敢行!

◆MICHAEL SCHENKER

本誌編集長がマイケル・シェンカーから訊き出した若き日の“UFOでの体験”とは!?

◆CJ WILDHEART

元THE WILDHEARTSのCJワイルドハートが自らのバンドを率いて日本上陸!

◆JINJER

最新作を引っ提げて日本への帰還を果たしたウクライナの至宝、本誌初登場!

 

<POSTER:ポスター>

◆NIGHT RANGER

 

※ウイリアム・ヘイムス氏の撮影裏話『Man Of Two Lands』、元BURRN!編集部員の奥野高久氏がHM/HRの歴史について綴る『WAKE UP AND SMELL THE RECORD』といった新コラムも好評連載中! 増田勇一氏のコラム『MUSIC LIFE』、喜国雅彦氏の『ROCKOMANGA!』、落語家・立川談四楼師匠の『そこでだ、若旦那!』、オーディオ専門店『ザ・ステレオ屋』店長・黒江昌之氏の『THE STEREO XXCKING』、梶原崇画伯の部屋、書評(古屋美登里氏)・映画評(岩沢房代氏)やアーティスト(ARCH ENEMY/SPIRITUAL BEGGARS他のマイケル・アモット、元CATHEDRAL/『Rise Above Records』主宰のリー・ドリアン、BE THE WOLF/FROZEN CROWN他のフェデリコ・モンデッリ)によるコラムなど、読みものコーナーが充実!!

ニュースやアルバム・レビューほか情報も満載です!

 

BURRN! 2025年5月号
A4判 144頁
2025年3月5日発売 
定価1,200円(税込)

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