スティーヴ・オーヴァーランド（FM）がジム・マテオス（FATES WARNING）と組んだKINGS OF MERCIAが10月発売の新作「BATTLE SCARS」から先行シングル ”Aftermath” のMVをアップ！

FMのスティーヴ・オーヴァーランド<vo>がFATES WARNINGのジム・マテオス<g>と組んだプロジェクトKINGS OF MERCIAが、10月25日に『Metal Blade Records』からリリースされるニュー・アルバム「BATTLE SCARS」から新たな先行シングル”Aftermath”のMVを公開した。

”Aftermath”は、8月にリリースされた”Don't Ask”に続く2曲目の先行シングル。

「BATTLE SCARS」は、デビュー・アルバム「KINGS OF MERCIA」から2年振りにリリースされる2ndアルバム。

リズム・セクションは前作と同様、FATES WARNINGやARMORED SAINTで活躍してきたジョーイ・ヴェラ<b>と、伝説的なセッション・マンでもあるTOTOのサイモン・フィリップス<ds>が担当している。

ニュー・シングルについて、スティーヴはこうコメントしている。
「”Aftermath”はとてもダークな曲だ。歌詞は、最終的に残るであろうものについて。地球上に残るものは何か、ということだよ。とてもダークな題材を扱ってるんだ」

一方、ジムはこう語る。
「この曲をスティーヴに送るのはやめようと思ってたんだ。その後、送ってはみたけど、彼は絶対に気に入らないだろうと思ってた。まあ、送って良かったよ。今となっては、この曲が新作の中でも俺のお気に入りの1つになってるからね。俺達としては異色の曲だけど、スティーヴはこの曲で本当に輝いてると思う」

新作の制作プロセスについて、ジムはこう説明する。
「前作の時よりは少し楽だったと思う。俺とスティーヴの作業のリズムが出来上がってたからね。俺は、数ヵ月ごとに数曲をスティーヴに送って、曲が変化できるようにしておいた。そういうやり方なら、彼が強力だと感じた曲を選んで取り組むことができるからね」

そして、スティーヴも説明を加える。
「ジムが送ってくるのは、その曲の下書き的なものなんだ。その後、俺がそこに乗せたメロディとハーモニーを聴いたジムが、それを細かくいじって、彼がこうあるべきだと考える形にしていく。彼はいつも3つ4つのヴァージョンを送ってきて、『どう思う？ 君はどれが好き？』って聞いてくるよ。その後もやり取りを続けて、2人が気に入る形にするんだ」