MR.BIGがエリック・マーティンの喉の不調によりミケーレ・ルッピをバック・シンガーに迎えてライヴを敢行！

MR.BIGは、3月19日～23日に行なったUKツアーの中で、後半の2本、22日のウルヴァーハンプトン公演と23日のロンドン公演で、ミケーレ・ルッピ（WHITESNAKE, SECRET SPHERE）をバック・シンガーに迎えてショウを行なった。

これは、エリック・マーティン<vo>の喉の不調を補うために取られた措置で、セットの多くの曲がエリックとミケーレのダブル・ヴォーカル体制でプレイされた。

3月22日のウルヴァーハンプトン公演の当日の早い時間に、エリックはSNSに以下のようなメッセージを投稿していた。

「やあ、みんな、エリックだ。ここ数回のショウで僕の声は出たり出なかったりで、良い状態をキープするのに苦労していてね。（消耗、働きすぎ、ヴードゥー人形の呪い、etc.みたいなことは言わないよ） それで、上手くいくかもしれないクレイジーなアイディアを思いついたんだ。次の2回のショウで友人シンガーのミケーレ・ルッピ（WHITESNAKE）に加わってもらうというアイディアさ。僕の喉が調子を取り戻せるようにね。ほとんどの曲でミケーレとデュエットするよ。『LEAN INTO IT』の曲も含めてね。上手くいくかどうかは判らないけど、他の案よりはベターだし、気分的には僕はずっと楽になる。
ミケーレと出会ったのは、彼が90年代に有名なMR.BIGのカヴァー・バンドで歌っていた時で、僕達はイタリアで何度か共演したこともあった。ミケーレは素晴らしいシンガーだし、この業界の中で最高にクールな人物のひとりだ。もしまだ彼のことを知らないなら、きっと彼のことを大好きになるよ。このアイディアは昨日すべてまとめたんだ。バンドは全員乗り気だし、たまには僕のクレイジーなアイディアが活きることもあるのさ。一緒にロックしようぜ！」

その2本のショウを観客が撮影した動画がYouTubeにアップされている。