8月に他界したバーニー・マースデン（元WHITESNAKE）の遺作「WORKING MAN」が11月にリリース！

WHITESNAKEの創設メンバーで、今年8月24日に細菌性髄膜炎のため72歳で他界したバーニー・マースデン<g>が、亡くなる前に完成させていたアルバム「WORKING MAN」が、11月24日に『Conquest Music』からリリースされる。

バーニーは2021年以降、「KINGS」「CHESS」「TRIOS」という3枚のカヴァー・アルバムをリリースするなど精力的に活動しており、それらに続く新作オリジナル・アルバムとしてこの「WORKING MAN」も制作されていた。最後のレコーディングが行なわれたのは2023年6月だったという。

バーニーは、アルバムの内容についてはもちろん、ミキシングやアートワークなど全面的に作品に関与しており、当初は夏の終わりのリリースを希望していたが、アナログ盤の製造期間の関係で、11月にリリースされることになっていた。

バーニーに40年以上連れ添った妻フランさんは次のように説明している。
「バーニーはこの新作『WORKING MAN』に本当に興奮していて、収録曲に誇りを持っていたわ。3枚のカヴァー・アルバムを出した後、彼はファンに新しいオリジナル曲をぜひ聴いてもらいたいと思っていて、ロックダウン期間中にスタジオで作業するのを楽しんでいたし、早く世界に向けてリリースしたいと思っていたの。『Conquest Music』は、敬意を表する意味でリリースを2024年に延期することを考えていたんだけど、バーニーが早く出したいと切望していたのを知って、彼の遺志に従って予定どおりリリースすることにしたのよ」

バーニーによる書き下ろしの12曲を収録した「WORKING MAN」は、CDとアナログ盤でリリースされるが、それぞれの初回盤には10曲の新録音源（過去曲のリメイクを含む）を収録したボーナス・ディスクが付く。