ランディ・ローズ在籍時のQUIET RIOTの初期2作が『No Remorse Records』より初CD化！

没後40年を迎えた永遠のギター・ヒーロー、ランディ・ローズ<g>が在籍していた時代のQUIET RIOTが残した2枚のアルバム、「QUIET RIOT」（1978年）と「QUIET RIOT II」（1979年）が、新たにギリシャの『No Remorse Records』から復刻CD化されてリリースされた。

この2枚のアルバムは、当時日本でのみリリースされ（当然CDはまだ普及していなかったのでアナログ盤でのリリース）、特に注目を集めることなく廃盤に。その後、80年代に入ってランディがOZZY OSBOURNEで脚光を浴びる頃には入手困難となっていた。

ランディの脱退により一旦は解散したQUIET RIOTだが、その後、ケヴィン・ダブロウ<vo>を中心に再結成。1983年の復活第1弾アルバム「METAL HEALTH」が全米No.1を獲得するほどの大成功を収めた。

その後、1993年にランディ時代の2枚のアルバムからの曲を収録したQUIET RIOT名義のコンピレーションCD「THE RANDY RHOADS YEARS」がリリースされたことはあったが、アルバム単体で再発されることはなかった。

『No Remorse Records』は何年も前からQUIET RIOTのフランキー・バネリ<ds>（2020年8月に他界）と交渉を重ね、この初期2作の再発に取り組んできたが、ようやく様々な問題をクリアしてリイシューの実現に漕ぎつけたという。

今回の再発では、「QUIET RIOT」の方に1975年リリースのレアなシングル「Suicide Show」に収録されていた3曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。

再発盤はCDの他に、180gのアナログ盤でもリリースされている。CDは歌詞、様々な写真、ライナーノーツ（英文）を掲載した20頁ブックレット付き。アナログ盤はLPサイズの8頁ブックレットとポスター付きとなっている。詳細は『No Remorse Records』のウェブサイトをチェック！