マイケル・スウィート、ジョエル・ホークストラ、ネイサン・ジェイムズ、マルコ・メンドーサ、トミー・アルドリッジによる新バンドICONICが6月にデビュー・アルバムを発表! 先行MVが公開中!
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そのデビュー作から先行シングル”Nowhere To Run”のMVが公開中だ。
このスーパー・バンドは、『Frontiers』の社長セラフィノ・ペルジーノの「ネイサン・ジェイムズの才能を、HM/HRシーンで活躍してきた一流のミュージシャン達で取り囲み、80年代クラシック・ハード・ロック路線の音楽をプレイさせたい」という思いから誕生した。英国出身のネイサンはULI JON ROTH、TRANS-SIBERIAN ORCHESTRA、INGLORIOUSで歌い、高い評価を得てきたが、まだ発揮されていないポテンシャルがあると考えたのだ。
ネイサンとジョエル・ホークストラはTRANS-SIBERIAN ORCHESTRAで共にプレイした仲だった。マイケル・スウィートはそのTSOを聴いてネイサンの歌声に惚れ込んでいた。この2人のギタリストの参加によってバンドの方向性は定まり、そこに歴戦の最強リズム・セクションであるマルコ・メンドーサとトミー・アルドリッジが加わってICONICが誕生した。
マイケルはこう語る。
「新鮮でユニークな経験だったよ。音楽的にSTRYPERとは全然違うし、他のどんなプロジェクトでもこういう音楽はやったことがなかった。昔に戻るような音楽で、やっていて心地好いね。昔の音楽って本当に偉大なんだなって改めて思えるよ」
一方、ジョエルは次のようにコメントしている。
「リフは俺が書いたものが殆どだから、弾いていて快適なものばかりだ。トミー・アルドリッジとは8年以上にわたってWHITESNAKEで築き上げてきた関係があるから、一緒にプレイしていて本当に心地好いね。ネイサンやマイケルやアレッサンドロ(デル・ヴェッキオ/key)とは過去にも一緒に曲を書いたことがあったから、これはニュー・バンドなんだけどすべてがナチュラルに感じられる」
「マイケルが俺にアレンジしてないリフだけを書いてくれと頼んできたんだ。彼がSWEET & LYNCHでジョージ・リンチに頼んだようにね。そして、俺が書いたリフをマイケルがアレンジしたんだ。あらかじめメロディック・ハード・ロック路線で行く話をしていたから、俺はそういうタイプのリフを書いた。ソロ・パートに関しては、ネイサンのヴォーカルを引き立てるようなアプローチが多かったけど、もちろん燃えるようなフィーリングも少し注入したよ」
そして、ネイサンが言う。
「俺も数曲の曲作りに関われたのはラッキーだったけど、他のメンバーが書いてきたものに対して相応しいものを返せる自信はあった。彼らが俺の声にぴったりのものを書いてくれたという感覚もあったしね。彼らは優れたミュージシャンであるだけでなく、優れたソングライターなんだ。俺は事前にたっぷり歌を練習してからスタジオに入ったんだけど、たった4回のセッションで全部のヴォーカルを録り終えてしまったよ。俺らしく聞こえるヴォーカルにしたかったし、他のメンバーが過去に共演してきたシンガー達…俺にとってヒーローであるシンガー達と同じように精度の高い歌を吹き込みたかった。何と言っても、ヴォーカル・マスターであるマイケル・スウィートと一緒にやれたんだからね。当然プレッシャーはあったけど、自分が上手くいくと思った方法でやったんだ。結果には本当に満足してるよ」
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「SECOND SKIN」
2022年6月17日発売
<収録曲>
01. Run (As Fast As You Can)
02. Ready For Your Love
03. Second Skin
04. All I Need
05. Nowhere To Run
06. Worlds Apart
07. All About
08. This Way
09. Let You Go
10. It Ain't Over
11. Enough Of Your Love
Recording lineup:
Nathan James - Vocals
Michael Sweet - Guitars, Vocals
Joel Hoekstra - Guitars
Marco Mendoza - Bass
Tommy Aldridge - Drums
Additional musicians:
Alessandro Del Vecchio - Keyboards, Backing Vocals
Produced by Michael Sweet and Alessandro Del Vecchio
Mixed and Mastered by Alessandro Del Vecchio
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「TEN」
2019年
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