フィンランドのチェロ・メタル・バンドAPOCALYPTICAがニュー・シングルでギーザー・バトラーと共演!

METALLICAのカヴァーで一世を風靡したフィンランドのチェロ・メタル・バンドAPOCALYPTICAが、3月18日にリリースしたニュー・シングル”I'll Get Through It”でBLACK SABBATHのギーザー・バトラー<b>と共演して話題となっている。

ギーザーがゲスト参加し、「SHADOWMAKER」(2015年)でもシンガーを努めたアメリカ人のフランキー・ペレスが歌ったこの曲は、あのグラミー作曲家のダイアン・ウォーレンの作品。ウォーレンは「7TH SYMPHONY」(2010年)でも”Not Strong Enough”を手掛けていた。

APOCALYPTICA
- I'll Get Through It (feat. Geezer Butler)

 

この曲が誕生したいきさつをギーザー・バトラーはこう説明している。
「フランキーと一緒に友達のダイアン・ウォーレンのスタジオを訪ねた時、彼女がこの曲を聴かせてくれて、『フランキーの声にピッタリの曲だと思う』と言うので、その場で彼が歌ってみて、俺達はこの曲が気に入ったんだ。その後、フランキーから『この曲をAPOCALYPTICAに送ったらどうだろう?』と提案されたんで送ってみたところ、彼らもこの曲をとても気に入って、こういう形になったわけさ」

一方、ぺルットゥ・キヴィラ―クソ<cello>はこう語る。
「この曲は素晴らしいソングライターのダイアン・ウォーレンが書いたとても意味のある美しい曲だ。彼女とまた一緒に仕事ができてとても嬉しいよ。こうして完成したこの曲をみんなに聴いてもらうのが待ち遠しくて仕方ないんだ。フランキーのそそられるヴォーカル、ギーザーの大地を揺るがすようなパワフルなベース、そして俺達の哀切なチェロの旋律が融合して、ユニークな仕上がりになっている」

APOCALYPTICAはLACUNA COILと共に4月7日から約1ヵ月にわたって行なう予定の北米ツアーでもフランキー・ペレスをシンガーに起用することになっており、ペルットゥは「才能豊かな友人フランキー・ペレスとまた一緒に仕事をするのが楽しみだよ。『SHADOWMAKER』とそのツアーで彼とコラボしてからもうずいぶん経つけど、彼と一緒にやる4月からの北米ツアーを心待ちにしてるんだ」とコメントしている。

ところで、APOCALYPTICAは先月、フィンランドのヴェテラン・シンガーのイスモ・アランコとコラボして、彼が在籍していたSIELUN VELJETの大ヒット曲のカヴァー”Peltirumpu”をシングルとしてリリースしたが、その後、親しい人に思い出の曲をプレゼントするフィンランドのMTV3の番組『LAULU RAKKAUDELLE:SECRET SONG SUOMI』のシーズン2に出演して、この曲を友人のテニス・プレイヤーのヤルッコ・二エミネンのためにプレイした。収録当日は、何も知らずにスタジオに呼ばれたヤルッコ・ニエミネンの前にAPOCALYPTICAとイスモ・アランコがサプライズ登場し、この曲を生演奏して会場を沸かせた。

Got to surprise our old friend, legendary tennis player @jarkkonieminenofficial on the Finnish tv-show
 
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