THE RASMUSから創設メンバーのパウリ・ランタサルミが脱退! 後任には女性ギタリストが加入!

(l. to r.)Emilia ”Emppu” Suhonen<g>, Eero Heinonen<b>, Lauri Ylönen<vo>, Aki Hakala<ds>

フィンランドの人気バンドTHE RASMUSから、創設メンバーのパウリ・ランタサルミ<g>が脱退したことが発表された。

パウリは以下のような声明を発表している。
「僕は、このバンドを旅立って、人生における新たな冒険と挑戦を追い求める決心をした。この旅を可能にしてくれたみんな、特に素晴らしいファンのみんなには、最高の瞬間と思い出を与えてくれて感謝している。愛してるよ。バンドの兄弟たちには永遠に感謝するし、心の底から幸せを願っている。ラウリ、アキ、エーロ、愛してるよ。音楽は永遠に生き続けるものさ! これは終わりじゃないよ。ページをめくる時が来ただけなんだ」

一方、バンド側もこれが円満な別れであることを強調し、バンドの中心人物ラウリ・ヨーネン<vo>は次のようなコメントを発表した。
「僕達は常に家族のようで、バンドというよりも兄弟みたいだった。パウリは今でもとても良い友人だし、彼の幸せを願ってるよ」

そして、パウリの後任として、女性ギタリストのエミリア”エンプ”スホネンが加入したことも発表された。THE RASMUSに加入したことについて、彼女は次のように語っている。
「秋にとても驚くような電話をもらって、"イエス "と答えたの。試しに初めてみんなとリハーサル・ルームに入った時は、少し緊張したけど、それでも凄くいい予感がしたわ。そして、その予感どおり、最初のリフからまったく自然な感じで一緒に演奏することができた。私はTHE RASMUSのニュー・ギタリストになったけど、これってかなりクレイジーなことだと思ってるわ」
5歳の時にギターを始めたエンプ・スホネンは、13歳の時にTIKTAKというガールズ・バンドでアルバム・デビューし、2000年代初期にフィンランドで最も人気のあるロック・バンドの1つになった。その後、DAME、ALAVALA、MIRA LUOTIといったバンドで演奏してきたという。

なお、この新生THE RASMUSが、『ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト』のフィンランド予選『UMK(Uuden Musiikin Kilpailu)』にエントリーし、1月17日にニュー・シングル”Jezebel”をリリースすることも発表された。

この新曲は、彼らが7thアルバム「BLACK ROSES」(2008年)でもコラボレートしたデズモンド・チャイルドが共作し、プロデュースも担当しているという。

ちなみに、日本では昨年12月に下記の3作品が紙ジャケットSHM-CD仕様で再発されている。
「INTO」(2001年)※日本初リリース
「DEAD LETTERS」(2003年)※ボーナスCD付き
「HIDE FROM THE SUN」(2005年)

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