【速報】『政則十番勝負』PART.2初日 マーティ・フリードマン「10代の頃はガチでワルだった」
出演:マーティ・フリードマン(ギタリスト)
伊藤氏曰く「おそらくマーティが接した最初の日本人ジャーナリストは僕だったのではないか」というほどの古い付き合い。マーティは「伊藤さんはボクの恥ずかしい時代から友達でした」。、序盤から和やかな雰囲気で進行していきました。
伊藤氏が「昔から体型が変わらないね」と振ると、マーティは「この髪型しか出来ない、ズラですよ」と返し笑わせます。20歳の頃から体型が変わっていないという彼ですが、とくに節制はしていないようであります。なんとも羨ましい限りであります。
そして、ワシントンD.C.に住んでいた10代の頃にやっていたバンド、DEUCEの話に流れていきます。
14歳から17歳の頃はガチでワルだったというマーティ。郊外のメンバー宅の敷地内にある納屋で学校をサボって毎日バンド演奏をしていたといいます。そうのうちバンドが評判となり、近所の人が集まるようになり、隣町や隣の州からも人が集まってきたとか。滅多に語られることのない話に会場は早くも釘付けになります。
ハワイへ引っ越す前に数カ月間やっていたコピーバンドはVAMP CITYという名前だった等々、初めて聞く話ばかりです。調べてみたところ、自伝にもこのバンド名の記述はありませんでした。
17歳でハワイに引っ越す直前、ワシントンD.C.の輸入盤を扱うレコードショップでアイアン・メイデンやエンジェル・ウィッチなどのデビュー・アルバムを購入し、NWOBHMの洗礼を受けたというマーティ。ところがハワイは30年遅れている街で、メタルもパンクも何もなかったと言います。そこで手当たり次第にメンバーを集めて組んだバンドがVIXENでした。
やがてバンドがHAWAIIに発展、サンフランシスコでライブをやった時は、前座にテスタメントの前身であるLEGACYが出演したなど興味深い話が連発されていきました。
終盤、マーティの大好きなKISSの話になると、さらにテンションが上りました。かつてシュラプネル・レコードのマイク・バーニーを通じてKISSにギタリストとして加入が打診されたが、身長が足りなくて話は流れたというマーティ。もし加入していたら歴史は大きく変わっていたでしょう。
そんな彼は『ALIVE』から『ALIVEⅡ』までのKISSには「天国から落ちてきたような」バンドだった、すべてが魔法に包まれていたと熱く語ります。なぜ最後のツアーにエース・フレーリーとピーター・クリスが参加しないのか、あの4人でなければ魔法生まれない、と語っていくうちにどんどん熱が帯びていきます。最後にはジーンとポールは賢いから、次のツアーはエースとピーターが参加するだろうと予測、場内爆笑でありました。親しい間柄だからこそ聞き出せる話ばかりの実に楽しいトークバトルだっと思います。
初日終了。
2日目はPART.2最大の難関、『オールナイトニッポン』のパーソナリティーとして人気を博した亀渕昭信さんです。ロックの伝説を知る人として、かなり興味深い話が聞けることでしょう。若干ですが当日券アリとのこと。急げば間に合います。
そして本日よりmasamiTシャツが販売されます。こちらも急げば間に合うかも。
そんなわけでBURRN!ONLINEは最後までレポートします!
『 THE伊藤政則』
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<巻頭特集:日英メタル・ゴッド対談>
伊藤政則×ロブ・ハルフォード
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