ブラック・メタルの邪悪魂伝承! BEHEMOTHがBATHORYの “The Return Of Darkness And Evil” のカヴァーを公開
去る2月の来日公演でも威容を見せつけたポーランドの魔王BEHEMOTHが、北欧ブラック・メタルの始祖にして極北たるBATHORYのカヴァー曲 “The Return Of Darkness And Evil” を公開した。
“The Return Of Darkness And Evil” は来日公演でも披露されていた楽曲だが、このテイクは6月3日から6日までポーランドのグダニスク造船所で開催される “Mystic Festival 2026”(BEHEMOTHは最終日の6月6日に出演)のオフィシャル・アンセムとして制作されている。
オフィシャル・アンセムへの起用を提案したのはフェスティヴァルのオーガナイザーでありBEHEMOTHが所属する “Mystic Production” のミハウ・ワルザワで、ネルガル〈vo, g〉によれば「ただ一つ条件があった。オリジナル曲ではなく、カヴァー曲にすること。“The Return Of Darkness And Evil” には必要なものがすべて揃っている。アンセムらしい雰囲気、素晴らしいグルーヴ、共感できる素晴らしい歌詞、そして極めてキャッチーなコーラス。この曲こそフェスティヴァルの雰囲気を体現し、音楽的に表現するのに最適な曲だと確信した」とのこと。
BEHEMOTHによる “The Return Of Darkness And Evil” はよりタイトに、はるかにキャッチーに再解釈されている。「去年(BATHORYの)トリビュート・プロジェクトのBLOOD FIRE DEATHと共演した時、そのプロジェクトでこの曲を歌っていたWATAINのエリック・ダニエルソンに、一節だけでも歌わせてもらえないかと頼んだんだ。彼も俺と同じように強い思い入れがあり、誰にも歌わせたくなかったんだろう」と相当な愛着をもって語っているネルガルだけに、渦巻く邪悪成分はしっかりキープされているのが流石だ。
こちらが件の2025年 “Mystic Festival” に出演したBLOOD FIRE DEATHのファン撮影映像で、ネルガルが登場するのは “The Return Of Darkness And Evil” が終わった後の “Raise The Dead”。ステージ袖で出番を待つ彼は「歌いてぇなぁ」と思いながら観ていたのだろうか…?
ちなみにこのプロジェクトは、エリック・ダニエルソン以下、ENSLAVEDのイヴァール・ビョルンソン〈g〉、VLTIMASのブラスフィーマーことルネ・エリクセン〈g/元MAYHEM〉、CADAVERやIMMORTALでも活躍したAURA NOIRのアポリオン〈b〉、元EMPEROR で現DJEVELのファウスト〈ds〉と、相当にとんでもない面子揃い。このライヴの後半にはMAYHEMのアッティラ・シハーまで登場する。
BATHORYのオリジナル・ヴァージョン(1985年「THE RETURN......」に収録)はこちら。
2. Sowing Salt
3. The Shit Ov God
4. Lvciferaeon
5. To Drown The Svn In Wine
6. Nomen Barbarvm
7. O Venvs, Come!
8. Avgvr (The Dread Vvltvre)
9. The Thousand Plagues I Witness(Live)*
10. Demigod(Live)*
*日本盤ボーナストラック
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