LIMP BIZKITのサム・リヴァース(b)他界。享年48
LIMP BIZKITで94年の結成以来ベーシストを務めてきたサム・リヴァースが10月18日に48歳の若さで逝去した。
LIMP BIZKIT公式インスタグラムより。
「今日、私たちはブラザーを失った。
バンドメイトを。
私たちのハートビートを。
サム・リヴァースは単なるベーシストではなかった。純粋な魔法そのものだった。
あらゆる楽曲の脈動、混沌のなかの静寂、サウンドの魂だった。
初めて共に奏でた一音から、サムは他とは代え難い光とリズムをもたらしてくれた。彼の才能は自然体で、存在感は忘れがたく、心ははかり知れないほど広かった。
私たちは数えきれない瞬間を共有した。熱狂的な瞬間、静かな瞬間、美しい瞬間。その一つひとつが、サムがそこにいたからこそより深い意味を持った。
彼は一生に一度出会えるかどうかの存在だった。
真のレジェンドの中のレジェンド。
そして彼の魂は、あらゆるグルーヴに、あらゆるステージに、あらゆる記憶に永遠に生き続ける。
サム、愛している。
君をいつも胸に抱いて歩む。
安らかに眠れ、ブラザー。
君の音楽は永遠に続く。
―― フレッド、ウェス、ジョン & DJリーサル」
2010年代には過度の飲酒による肝臓病で一時LIMP BIZKITの活動を離れていたこともあったリヴァースだが、肝移植手術を受けて活動に復帰、バンド内部のさまざまなゴタゴタを整理して2021年に発表された10年ぶりのアルバム(現在までの最新作)「STILL SUCKS」にも参加し、最終的にデビュー当時のラインナップに落ち着いたバンドはさらなる活動の継続を表明しているところだった。
今世紀初頭米国の若者を虜にしたNUメタル/ラップ・メタル・サウンドの煽動力に強力なベースの活躍がどれほど重要な要素だったか、今一度振り返っておきましょう。

ベースを抱え込むようにして跳ね回るあの独特なステージ姿、えらいかっこよかった。
安らかに。



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