政治対立が激化する米国でGWARのステージ・パフォーマンスが大炎上…
シカゴで開催された“RIOT FEST”におけるGWARのステージがアメリカのSNS界隈で物議を醸している。
政治運動色の強いSNSアカウントのXへの映像投稿をきっかけに炎上したのは“El Presidente”演奏中、GWARお馴染みのグロテスクな着ぐるみバトルでトランプ大統領を模したキャラクターに対して残虐行為を行なう演出。お世辞にもお上品とは言い難いステージ演出は彼らの大昔からのオハコでこの曲のトランプ大統領をネタにした演出も近年定番になっていたが、時節柄、トランプ支持者とファンの間の激しい論争に発展している模様だ。

こちらは1年以上前のステージだが“El Presidente”の政治風刺演出はこんな感じ。オーディエンス撮影の動画より。
古くからのメタル・リスナーには80年代米国のPMRCによるメタル・ボイコット運動や“ペアレンタル・アドヴァイザリー”事案を思い起こす向きも多そうな展開。しかしSNSの影響力が社会に浸透し、米国の政治環境も社会意識も以前とは比べものにならないレベルで変化を遂げている現在、アーティスト活動と政治対立の。おかしなことにならないよう祈るしかない。
なにせ“America Must Be Destroyed”なんて曲を長年演奏し続けてるバンドですからねえ……ちょっと心配。



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