POISONが2026年にデビューアルバム「LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN」発表40周年記念ツアーの計画を鋭意検討中

DEF LEPPARD、MÖTLEY CRÜE、ジョーン・ジェットと共に行なった2022年の“The Stadium Tour”以来ライヴ活動から遠ざかっているPOISONだが、米デジタル・ラジオ局“シリウスXM”のエディ・トランク(メタル/ハード・ロック方面に明るい米国の音楽評論家/ラジオ・パーソナリティ)の番組“Trunk Nation With Eddie Trunk”5月12日放送分に出演したリッキー・ロケット(ds)はPOISONが2026年にデビューアルバム「LOOK WHAT THE CAT DRAGGED IN」の40周年記念ツアーを計画中であることに言及した。

リッキー・ロケット「ブレット・マイケルズ(vo, g)のところにはいま来年のPOISONのデビュー・アルバム発表40周年記念ヘッドライナー・ツアーのオファーが来ている。俺たちの準備は整っているので契約が成立すれば実現できるだろう。この40周年記念ツアーをやらない手はない。オリジナル・メンバー全員、歳はとってないよ。まだやれるし、やるべき。俺の知る限りボビー・ダール(b)とC.C.デヴィル(g)もOKだ。あとはブレット次第。まだちょっと先の話で経済状況とかいろいろあるのでいまのところ具体的なことは何も決まってないし何もサインしていないけど、とにかくできるうちに外に出たい。それが俺の気持ちだ」

さらにロケットは2022年の“The Stadium Tour”について振り返った。
「素晴らしいツアーだった。皆がエネルギッシュで、皆が演奏でき、皆が歌える。それができなくなったときがやめる時だ。俺たちは予め用意されたトラックに合わせて演奏するつもりはない。インダストリアル・バンドやステージで再現不可能な音楽を作るバンドを批判するつもりはないけれど、俺たちのようなバンドが以前のようにできなくなって録音したトラックで補おうとするようになったらおしまいだ。私たちのバンドでは、俺たちはそうなるようにできていないし、もしそうしたら、俺たちのオーディエンスはそれを理解したり尊重したりしないだろう。

一方、ブレット・マイケルズも最近の別のインタビューで次のように語っている。
「あのスタジアム・ツアーに関しては、参加できたことに本当に感謝している。POISONはステージに立って、本物のライヴ音楽を演奏するだけ。ただ興奮と華やかさと良い時間を届けるだけ。勢いに乗って止まらない感じだったよ。
 ブレット・マイケルズとして活動しているときは最終決定を全て俺が下すから話は簡単だけど、オリジナル・メンバー全員揃ったPOISONでツアーするには多くの調整が必要なんだ。POISONのようなバンドでは皆が一緒に集まって、一緒に解決する。全員が満足するように確認する。俺も2026年にツアーが実現するように願っているよ」

少し古いけれど、こちらPOISONのYouTube公式チャンネルより2018年のライヴ映像
 

1989年来日公演を最後に35年以上も日本を訪れていないPOISON。あのひたすらストレートでアッパーなロックンロール・パーティを21世紀のここ日本でも味わえる日を心待ちにしたい!

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