ゲイリー・ムーア、2008年に出演したスイスの
フェスティヴァル“バロワーズ・セッション“が初商品化
ゲイリー・ムーアが生前最後のアルバム「BAD FOR YOU BABY」(2008年)ツアーの一環でスイスの音楽フェスティヴァル“バロワーズ・セッション”にヘッドライナー出演した際のライヴを収録した「ライヴ・フロム・バロワーズ・セッション」がリリースされる。“バロワーズ・セッション(旧AVOセッション)”はスイスのバーゼルで毎年開催されてきたジャズ、ブルーズ、ロック、ポップスなどオール・ジャンルをカヴァーする名門音楽フェスティヴァル。2008年版はゲイリー・ムーアの他にJETHRO TULL、シンディ・ローパー、マイケル・ボルトンなどが出演している。このフェスは140以上の国で後日TV放送されており、日本でもゲイリー・ムーアのパートは放送されているが、商品化は今回が初となる。日本盤は海外より2日先行となる5月21日に発売。

〈メイカー・インフォメーションより〉

ゲイリー・ムーア
「ライヴ・フロム・バロワーズ・セッション」
SICX 30237~8 ¥5,500(税込)[完全生産限定盤]
●高品質Blu-spec CD2仕様
●日本語字幕付
●解説付
<通常盤>(1CD)
SICX 30239 ¥2,750(税込)
●高品質Blu-spec CD2仕様
●解説付
5月21日(水)日本先行発売(配信は23日より開始)
<CD/Blu-ray収録曲>
01. Oh, Pretty Woman / オー・プリティ・ウーマン
02. Since I Met You Baby / シンス・アイ・メット・ユー・ベイビー
03. Thirty Days (To Come Back Home) / サーティー・デイズ(トゥ・カム・バック・ホーム)
04. I Love You More Than You’ll Ever Know / アイ・ラヴ・ユー・モア・ザン・ユール・エヴァー・ノウ
05. Don't Believe A Word / 甘い言葉に気をつけろ
06. Still Got The Blues / スティル・ゴット・ザ・ブルース
07. Walking By Myself / ウォーキング・バイ・マイセルフ
08. The Blues Is Alright / ザ・ブルース・イズ・オールライト
ゲイリー・ムーアがキャリア後半に全身全霊を尽くしたブルース・ロック・レパートリーを凝縮した本作のラインナップは、ゲイリー(G & Vo)、ピート・リース(B)、ブライアン・ダウニー(Dr)、そしてヴィック・マーティン(Key)の4人編成。ピートとヴィックはそれぞれ1999年と2000年からゲイリーのバックを務めており、シン・リジィ時代からの盟友であるブライアンは、2005年のフィル・ライノット銅像建立記念ライヴでゲイリーと再会したのがきっかけでゲイリーのツアーに参加することになった。なお、ブライアンはこの公演から数ヶ月後に脱退したため、ゲイリーとブライアンがシン・リジィ時代の名曲「甘い言葉に気をつけろ」で共演しているのは、往年のファンにとっては特に心が揺さぶられる瞬間だろう。さらに、このツアー終盤に実現したのが2010年4月の最後のジャパン・ツアーであることから、その日本公演とも非常に近い内容の記録となっている。最後の最後まで渾身のステージ・パフォーマンスでファンを魅了し続けた“魂のギタリスト”、ゲイリー・ムーアの貴重な晩年の姿がここにある。



この記事へのコメントはまだありません

![ヤング・ギター[インタビューズ]ゲイリー・ムーア](https://burrn.online/global-image/units/img/1307714-5-20250427191841_b680e0481b3edb.jpg)


RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事