MR.BIGにTMGにと多忙を極めたエリック・マーティンが2024年を締め括るべくソロ来日！　Li-sa-Xら日本の女性ミュージシャンのバックアップを得てMR.BIGナンバーを熱唱したスペシャル・ライヴ、そして“MR.VOCALIST”でのツアーの模様をリポート!!

MR.BIGとTMGそれぞれでアルバム作りとツアーがあり、とにかく大忙しだったエリック・マーティン<vo>の2024年の締め括りは、ソロでの来日公演だった。12月18日の『BIG NIGHT』はMR.BIGの2月来日が決まる前に企画されたもので、ポール・ギルバートに師事したLi-sa-X<g>をフィーチュアしたバンドがMR.BIGナンバーを中心にプレイする一夜限りのスペシャル・ショウだ。メンバーはLi-sa-XとKOIAIで組んでいる佐藤 奏<ds>、KOIAIのサポートを務めるわかざえもん<b>、コーラス隊のRiaとNorishigeという面々。1曲目がいきなり“Daddy, Brother, Lover, Little Boy（The Electric Drill Song）”で、ソロではLi-sa-Xとわかざえもんが見事なドリル捌きも披露、ファンが聴き馴染んだMR.BIGナンバーを本家に引けを取らないプレイで楽しませてくれる凄腕バンドであることが早速証明された。“Take Cover”では故パット・トーピーのあの特徴的なビートを奏が表情も変えずに叩いてみせる。さらに“Alive And Kickin’”に“Just Take My Heart”というMR.BIGの超定番ナンバーを（勿論歌うのはエリックだという大前提があるとはいえ）些かの違和感も生じさせずに聴かせてくれるのだから、なんとも凄いバンドである。

続きはBURRN! 2025年3月号で！

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