北欧デス・メタルのヴェテランTHE CROWNが10月発売のニュー・アルバム「CROWN OF THORNS」から新たなシングル ”Gone To Hell” のMVを公開！

スウェーデンの人気デス・メタル・バンドTHE CROWNが、10月11日にリリース（日本盤は10月23日発売）されるニュー・アルバム「CROWN OF THORNS」から新たな先行シングル”Gone To Hell”のMVを公開した。

The Crown - Gone to Hell (Official Video)

彼らの初期バンド名をタイトルに冠した「CROWN OF THORNS」は、前作「ROYAL DESTROYER」（2021年）から3年半振りにリリースされる通算12作目のアルバム。（CROWN OF THORNS名義の2作を含む）　2022年に加入したマティアス・ラスムッセン<b>とミカエル・ノレン<ds : IMPIOUS>が参加した初のアルバムであり、2013年に脱退していたマーカス・スネソン<g>の復帰作でもある。

ニュー・シングルについて、マルコ・テルヴォネン<g>はこう語る。
「”Gone To Hell”は色々な意味で特別な曲だ。俺達の昔のアルバムで作曲クレジットが『Olsfelt/Tervonen』になってる曲がかなりあることに気づいてる人もいるかもしれないけど、それは、俺とマグナス・オルスフェルト（バンドの元ベーシスト）が一緒に曲を書いたということではなく、むしろ、アルバムに入らなかった曲の中から俺のリフを彼が”盗んだ”と言った方がいい。彼は素晴らしいパーツを盗んで、それを自分の曲の中に入れたわけさ。一方、”Gone To Hell”は俺とマグナスが初めて一緒に書いた曲だ。彼が基盤となるリフをベースで弾いて俺に聴かせてくれたんだよ。俺達はメトロノームに合わせてそれを録音して、その後の作業は俺が引き継いだような感じだった。メロディを加えて、アレンジして、ドラム・パートやヴォーカル・パートを書いてね。だから、この曲は俺達が一緒に書いた唯一の曲で、その後、彼は脱退した。ミッド・テンポ主体の曲で、ポスト・パンクの要素もある。個人的に大好きな曲だし、心から誇りに思ってるよ。俺はこの曲に対して多くの人が『何だよ、このソフトなクソ曲は！』と言うのを楽しみにしてるし、そういう声がなかったらガッカリするだろうな！」

THE CROWN
「CROWN OF THORNS」
2024年10月23日発売（海外は10月11日発売）

＜収録曲＞
01. I Hunt with the Devil
02. Churchburner 04:14
03. Martyrian
04. Gone to Hell
05. Howling at the Warfield
06. The Night Is Now
07. God-King
08. The Agitator
09. Where Nightmares Belong
10. The Storm That Comes
11. Hunger（2024）＊
＊日本盤ボーナス・トラック

Line-up:
・Johan Lindstrand - vocals
・Marko Tervonen - guitar
・Marcus Sunesson - lead guitar
・Mattias Rasmussen - bass
・Mikael Norén - drums

The Crown
- Churchburner (Official Video)

※以下、メーカー・インフォメーションより。

スウェディッシュ・デス／スラッシュ・メタルの代表格ザ・クラウンの2021年に発表した『ロイヤル・デストロイヤー』以来3年ぶりとなるスタジオ・アルバム。

1990年に結成以降、ザ・ホーンテッドやアット・ザ・ゲイツ等と共にスウェーデンのシーンを代表するデス／スラッシュ・メタル・バンドとして日本でも高い認知度と人気を誇り、名作と誉れ高い『デスレース・キング』を筆頭にこれまで11枚のスタジオ・アルバムを発表。過去2度の来日も果たしている。2018年の『コブラ・スピード・ヴェノム』では数々の名作をリリースしてきた古巣Metal Bladeと再契約を果たし、2021年に発表した『ロイヤル・デストロイヤー』は、過去最高の暴虐性と衝動性に満ち溢れたファン待望のアルバムとなった。

そして今作、初期のバンド名『クラウン・オヴ・ソーンズ』を冠したこのアルバムは、初期のメロディを生かしたメロディック・デスメタル路線のルーツを掘り下げ、現行のデスラッシュ路線に調和した真のセルフ・タイトル・アルバムが完成。さらにバンドの創成期を支えたマーカス・スーネソンがリード・ギタリストして復帰した最強のラインナップが揃い制作。

ミックス・マスタリングは、バンドの長年のファンでもある元スカー・シンメトリーのヨナス・キェルグレンが手掛けたスウェディッシュ・デス最高峰の作品がここに誕生した！