かつてフィル・ライノットが率いたGRAND SLAMの復活第2弾アルバム「WHEEL OF FORTUNE」が6月にリリース！

THIN LIZZY解散後のフィル・ライノット<vo,b>が1984年に始動させながらも、レコード契約を得られぬまま、1985年に消滅してしまったGRAND SLAM。2016年の一時的な再結成を経て、2018年に唯一のオリジナル・メンバーのローレンス・アーチャー<g>を中心に正式に再結成し、2019年には初のオリジナル・スタジオ・アルバム「HIT THE GROUND」をリリースし、THIN LIZZYを想起させるポップ・ハード・ロック・サウンドでファンを歓喜させた。

そのGRAND SLAMが、6月7日に『Silver Lining Music』から復活第2弾アルバム「WHEEL OF FORTUNE」をリリースすることを発表した。

ローレンス・アーチャー、マイク・ダイヤ―<vo>、ベンジー・リード<ds>は前作に続いて参加。そして、新たなベーシストにはロッキー・ニュートン（LIONHEART）が迎えられている。

この新作から、先行シングル”There Goes My Heart”のMVが公開されている。

ローレンスはこう語る。
「俺はこれを新しいバンドだと思ってもらいたいし、1984年以来GRAND SLAMを聴いてない人達には、これが現代に切り込んでいくプロジェクトの新鮮なエネルギーだと見てもらいたい」
「1984年にフィルと一緒に曲を書いてた時から現在まで、俺の曲作りのスタイルはあまり変わってないんだ。俺はシュレッダーじゃないし、曲を書いて組み立てていく方が好きだ。だから、俺の曲作りには時を超えた継続性があって、そこに俺達が長年人間として経験してきたものがミックスされている。俺は曲の基盤となるものを作って、ラフなメロディ・ラインを書いて、時にはサビのラインも作って、それをマイクに渡すんだ。すると、彼が自分のアイディアを加えてくる。彼独自のものをね。それが上手くいくんだよ。彼の声のトーン、彼の能力、それらすべてが俺の書いたものにフィットするんだ」

なお、このニュー・アルバムのリリースに合わせて、前作もアルバム・カヴァーを一新した「HIT THE GROUND - REVISITED」として『Silver Lining Music』から再発される。