オライアンことマーヴィン・スペンスがPHENOMENAの楽曲をカヴァーしたアルバム「PHENOMENA RECOVERED」をリリース！

80年代前半にはTRAPEZEやWISHBONE ASHに在籍し、その後、オライアン（O'RYAN）名義のソロ・アルバムもリリースして、その抜群の歌唱力を披露していたマーヴィン・スペンス<vo>が、自身が権利を所有するPHENOMENAプロジェクトの楽曲をカヴァーしたアルバム「PHENOMENA RECOVERED」をリリースした。

PHENOMENAは、元WHITESNAKEのメル・ギャレー<g>の兄弟のトム・ギャレーを中心に80年代中頃にスタートしたプロジェクトで、これまでリリースされたアルバムには、メルの他、コージー・パウエル、グレン・ヒューズ、ニール・マーレイ、ドン・エイリー、レイ・ギラン、ジョン・ウェットン、山本恭司、新美俊宏、キース・マレル、トニー・マーティン、リー・スモールなど豪華ミュージシャンが多数参加していた。

マーヴィン・スペンスは、1995年にリリースしたオライアン名義の2ndソロ・アルバム「INITIATE」にもPHENOMENAのカヴァー・ヴァージョンを10曲収録しており、今回の「PHENOMENA RECOVERED」に収録されているのはそれと同じ音源のリマスター・ヴァージョンだと思われるが、それに加えて、1997年にリリースされたコンピレーション・アルバム「PHENOMENA PROJECT X 1985-1996」に収録されていた”Slave”の1993年ヴァージョンと、”Dance With The Devil”と”Rock My Soul”の最新2023年録音ヴァージョンも収められている。

マーヴィン・スペンスのYouTubeチャンネルでは、この新作からいくつかの音源が公開されている。