DIZZY MIZZ LIZZY来日記念、「ALTER ECHO」のツアー・エディションとインストゥルメンタル盤が9月に発売！

※以下、メーカー・インフォメーションより。

 

ディジー・ミズ・リジーの来日公演を記念して
アルバム『オルター・エコー』関連2作品が9/6発売！ 

2016年以来となる来日公演を9月に控えているディジー・ミズ・リジー。ジャパン・ツアー最終日となる9月21日（木）には、2020年発表の4thアルバム『オルター・エコー』の完全再現を組み込んだ1日限りのスペシャル・セッを渋谷CLUB QUATTROで開催することを先日発表した彼らだが、このツアーに合わせ、同アルバムの「ジャパン・ツアー・エディション」と「インストゥルメンタル」の2作品が9月6日（水）にソニーミュージックより発売されることが決定した。 

『オルター・エコー（ジャパン・ツアー・エディション）』は、今回の来日を記念しての日本独自企画盤となっており、CD+DVDの2枚組となる。CDには、彼らにとって初の試みとなった23分にも及ぶ壮大な組曲「アメリア」のライヴ・ヴァージョンがボーナス・トラックとして追加収録される。DVDには、『オルター・エコー』からカットされた「カリフォルニア・レイン」、「イン・ザ・ブラッド」、「ザ・ミドル」、「アメリア」のミュージック・ビデオが日本語字幕付で収録される。中でも「アメリア」のビデオは、発表時のプレミア公開がデンマークの「オーデンセ国際映画祭」だったことからもわかる通り、完全な短編映画仕立て（約26分）となっており、歌詞の対訳だけでなく俳優のセリフ含めて日本語字幕付で鑑賞できるのが大きなポイントだ。他の3曲は歌詞の対訳が字幕となる。なお、「アメリア」の日本語字幕付は現在YouTubeでも公開されている。 

一方の『オルター・エコー（インストゥルメンタル）』は、海外では2021年2月にアナログLP盤のみでリリースされた後、2022年11月よりデジタル配信も開始されているが、今回の日本盤リリースが世界初CD化となる。本作の特徴は、単にオリジナル・アルバムからヴォーカルを抜いただけでなく、インストゥルメンタル・アルバムとしての完成度を高めるべく10曲中5曲のバッキング・トラックにエディットが施されている点だ。ヴォーカルが入っていなくても間延びすることなく、各楽曲のアレンジやサウンドの魅力に浸ったまま最後まで一気に聴けることを考慮した編集で、インスト版であっても抜かりのない作り込みをする彼らの職人肌が伺える。アートワークもオリジナル・ジャケットの＜黒地に白＞から反転させた＜白地に黒＞と差別化している。 

「ディジーで100％インストゥルメンタルの音楽を作る意図は今までまったくなかったけど、アルバム『オルター・エコー』はロックやメタルの本当にたくさんのインストゥルメンタル・バンドからインスピレーションを得ているんだ。収録されている曲の多くは長い時間をかけてまとまったもので、プロダクションではヴォーカル無しの録音素材だけを聴く時間が長かったんだよね。それが風変わりで興味深い体験だったから、好奇心がとてつもなく強いファンたちと分かち合いたいと思ってリリースすることにしたんだ」（ティム・クリステンセン） 

バンドの新たなマスターピースとして絶賛された『オルター・エコー』は、本国デンマークでグラミー賞に相当する“GAFFA-PRISEN 2021”（GAFFAアワード）において「最優秀デンマーク・ロック・アルバム賞」と「最優秀ソングライター賞」（ティム・クリステンセン）を受賞するなど、国民的ロック・バンドとしての貫禄を見せつけた彼ら。今回新たにリリースされる2つのエディションは、そんな彼らが母国と同等に愛してやまない日本のファンのためだけに贈る、とっておきの来日記念アイテムと言えるだろう。