THE UNCROWNEDが最新アルバム「WITNESS」からニュー・シングル ”LAST MEMORY ～四月の風～” のMVを公開！

日本のメロディアス・ハード・ロック・バンドTHE UNCROWNEDが、9月にリリースした最新アルバム「WITNESS」から、新たに”LAST MEMORY ～四月の風～”のMVを公開した。
 

バンドにとって約6年振りの2ndアルバムとなる「WITNESS」は、SHAL<vo>が癌と闘いながら作り上げた作品だったが、そのリリースの前月の8月5日に、残念ながらSHALは他界してしまった。

この”LAST MEMORY ～四月の風～”は、SHAL が亡くなった友人への想いを綴った楽曲で、MVにはSHALが実生活でも親しくしていたTEARS OF TRAGEDYのHARUKA<vo>がSHALの友人役として出演している。

今回のニュー・シングルについて、Takeshi<g>は次のように語っている。
「”LAST MEMORY ～四月の風～”は2ndアルバム『WITNESS』に収録された唯一のバラード曲で、ヴォーカルのSHALから『亡くなった友人に捧げる曲を書いてほしい』との依頼があって書いた曲です。曲を書くに当たってSHALからその友人とのエピソードを聞かせてもらったのですが、中でもその友人が『家族の将来を想像することはよくあるけど、そこに私はいないんだろうな…』と語っていたというのが印象に残っていて、そこからイメージを広げていきました。SHALが友人への想いを綴った歌詞は、SHALが亡くなってしまった今となっては"自分のSHALへの想い"と重なる部分があって、なかなかつらいものがあります。

この曲のMVは2022年4月5日に撮影されました。SHALが亡くなったのが8月5日なので、ちょうど彼女が亡くなる4ヵ月前ということになります。MVに関するエピソードをここで長々と語るのは申し訳ないので、そのうち自分のTwitterかnoteにでも書こうと思います。きっと多くの方がアルバムからの第2弾MVが存在しているとは想像していなかったと思います。SHALを、THE UNCROWNEDを応援して下さっている皆さんにとって、このMVが良いサプライズになれば嬉しいです。

BURRN! ONLINEということなので、最後にこの曲に関するHM/HRネタを１つ。ジェフ・スコット・ソートとマルセル・ヤコブによるHUMAN CLAYというプロジェクトの”Vows In Stone”という曲があるのですが、”LAST MEMORY”の間奏のギター・ソロではその曲のサビのメロディをオマージュしています。もし良かったらチェックしてみてくださいね」